30代でほうれい線が目立つのはなぜ?|原因や対策を紹介
年齢を重ねるにつれて目立ち始め、自力でのケアが困難なことから多くの方が悩んでいるほうれい線。
中には30代頃から目立ち始める方もおり、今後の悪化を防ぐためにも原因や対策を知っておく必要があります。
そこで本記事では、30代でほうれい線が目立つ人とそうでない人を比較し、この記事を見ている方のほうれい線に合った消し方をご紹介します。
ほうれい線を消すのに効果的だとされる美容医療についても詳しく触れているため、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の執筆者
片岡 紘士(kataoka hiroshi)
L’amour clinic Tokyoの院長として、お客様の笑顔のために最高の施術を提供しています。
当院では、その場限りではなく、人生に寄り添い、皆様から愛されるクリニックを目指しております。
経歴
- 昭和大学
- 昭和大学江東豊洲病院
- 昭和大学藤が丘病院
- 某美容クリニック
- L’amour clinic Tokyo
この記事の執筆者
片岡 紘士(kataoka hiroshi)
L’amour clinic Tokyoの院長として、お客様の笑顔のために
最高の施術を提供しています。
当院では、その場限りではなく人生に寄り添って、
皆様から愛されるクリニックを目指しております。
経歴
- 昭和大学
- 昭和大学江東豊洲病院
- 昭和大学藤が丘病院
- 某美容クリニック
- L’amour clinic Tokyo
30代でできるほうれい線の主な原因は「肌のたるみ」
一言でほうれい線といってもその原因はさまざまであり、原因に応じた正しい対策を行う必要があります。
しかし、患者様一人ひとりが自分のほうれい線をチェックし、正しい原因を探るのは難しいものです。
まずはほうれい線の原因として多くの方が当てはまる「たるみ」について見ていきましょう。
健康な肌の内部は、細胞同士を繋ぎ合わせる繊維状の成分「コラーゲン」と、そのコラーゲンを束にして支える役割を持つ「エラスチン」が強固な土台を作っています。
この土台があるおかげで、真皮や表皮は滑らかでハリ感のある状態を保ちやすくなります。
しかし加齢や紫外線・摩擦によるダメージなどでコラーゲンとエラスチンが減少すると、肌の土台が崩れ、上に乗っている真皮や表皮はハリを失ってしまう恐れがあるでしょう。
症状が軽度のうちに予防的ケアができれば良いですが、ダメージを受け続けた肌は支えを失い、結果としてほうれい線が目立ちやすくなってしまいます。
肌トラブルの多くは、早めの対処で悪化を防ぐことが重要です。少しでも変化を感じた場合、できるだけ早く症状に合った対処法を開始しましょう。
30代でほうれい線が目立ちにくい人の特徴
同じ30代でもほうれい線が目立つ方と目立たない方がおり、その違いが気になるところです。
日頃の癖や過ごし方によってほうれい線が目立つこともあるため、さまざまな点に注意しなければなりません。
まずはほうれい線が目立ちにくい方の特徴を抑え、日頃の生活に活かしていきましょう。
- よく笑っている
- 肌にハリやツヤがある
- 背筋が伸びて美しい姿勢である
それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
よく笑っている
普段から笑うことの多い方は、口周りの表情筋が鍛えられ、ほうれい線が目立ちにくい傾向にあります。
仕事中に会話することの多い方や、周りからの見え方を気にして表情を作りながら生活している方も、同様にほうれい線が目立ちにくいでしょう。
テレワークなど自宅で過ごす時間の多い方や、マスクの中で表情が緩みがちな方などは、表情筋が衰えやすいため注意しなければなりません。
家族と会話するタイミングを大切にしたり、定期的に表情筋トレーニングを行ったりするなど、小さな工夫から始めてみるのがおすすめです。
また、「笑うとほうれい線が目立つ」といったお悩みを抱えている方も多いでしょう。
これは表情筋の付き方によるもので、過剰に心配する必要はありません。
真顔の状態でほうれい線が目立つ場合は、何らかの対策を行う必要があるでしょう。
肌にハリやツヤがある
肌にハリやツヤがあり、生き生きとした印象の方は、ほうれい線が目立ちにくいといえます。
先程も触れたように、コラーゲンやエラスチンが真皮層をしっかりと支えることで、肌はハリのある状態を保ちやすくなります。
その上、水分をたっぷりと保持していることで、健康的なツヤも生まれるでしょう。
つまり、ハリやツヤのある肌は強固な土台があることを示しており、ほうれい線はもちろんシワやたるみといった肌トラブルを防ぐことにも繋がります。
背筋が伸びて美しい姿勢である
背筋がピンと伸びており、肩が丸まっていない美しい姿勢をしている方の中には、ほうれい線やたるみといった肌トラブルを抱えていない方が多く見られます。
これは猫背や巻き肩などで姿勢が崩れると、頬の脂肪や筋肉が重力に負けて垂れ下がり、ほうれい線の原因となるためです。
近年はPCやスマートフォンを見る時間も多くなり、バランスの悪い姿勢を長時間続ける方が増えたことで、姿勢の悪さによるほうれい線が増えている傾向にあります。
ふとした瞬間に背筋を伸ばして姿勢を整えたり、全身が映る鏡で自分の姿勢をチェックしたりしながら、ほうれい線はもちろん肩こりや腰痛といったトラブルを防ぎましょう。
ラムールクリニックではほうれい線の改善を目指すだけでなく、ほうれい線を目立たせないためのアドバイスも積極的に行っております。気になる点がある場合は、お電話からお気軽にご相談ください。
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ほうれい線が30代で目立つ人の消し方・対策
30代でほうれい線が目立つと感じた場合、少しでも早く対策を行うのが重要です。
毎日できる対策を行いながら、必要に応じて専門家へ相談しましょう。
- 保湿・紫外線ケアを正しく行う
- 表情筋トレーニングを行う
- 美容医療の施術を受ける
それぞれの対策について詳しくご紹介します。
保湿・紫外線ケアを正しく行う
ほうれい線をこれ以上目立たせないために、徹底的に行うべきといわれるのが「保湿ケア」や「紫外線対策」です。
乾燥や紫外線によるダメージはほうれい線の大敵であり、他にもさまざまな肌トラブルが起こる可能性が高まります。
保湿メインのスキンケアアイテムを選び、化粧水から乳液やクリームまでの手順を丁寧に行うのがおすすめです。
また、紫外線対策で忘れがちなのが「日焼け止めの塗り直し」です。
外出前にしっかりと日焼け止めを塗っていても、時間が経つにつれて効果が薄まったり、汗や水で流れてしまったりすると意味がありません。
SPF値やPA値の高いものを選び、長時間効果が続くよう工夫することも大切です。
日焼け止めだけでなく、日傘やUVカット効果のある帽子などを併用しながら、紫外線の強い時期を乗り切りましょう。
表情筋トレーニングを行う
会話をする機会が少なかったり、無表情でいる時間が長かったりする場合は、定期的に表情筋トレーニングを行いましょう。
大きな口を開けて「あいうえお」を繰り返し発声したり、舌をできるだけ長く出して回してみたりと、数分あれば手軽にできるのが特徴です。
表情筋を鍛えることで口周りの筋肉が正しく働くようになり、土台がしっかりと整ったたるみにくい肌を目指せるでしょう。
風邪や花粉症などでマスクをつける機会が多い方も、同じように注意が必要です。
美容医療の施術を受ける
既に目立ってしまったほうれい線を改善するには、美容医療による施術を受けなければなりません。
セルフケアは症状の悪化を防ぐことはあっても、今あるほうれい線を消すのは不可能である可能性が高いことを覚えておきましょう。
ほうれい線に効果があると謳うスキンケアアイテムも同様に、症状の改善は期待できません。
美容医療ではほうれい線にアプローチできる施術が多数登場しているため、自分に合う施術がどれなのかを詳しく調べてみるのがおすすめです。
ラムールクリニックではカウンセリングにて、患者様一人ひとりに合うほうれい線治療をご提案しています。
ほうれい線にアプローチできる美容医療の詳細は、次の項目でも紹介sていますので、合わせてご確認ください。
ほうれい線に効果が期待できる美容医療
「ほうれい線を消したい」というお悩みを抱えた方でも、一人ひとりの肌状態や希望の仕上がり・予算などによって適切な美容医療の施術が異なります。
具体的にほうれい線治療として選ばれることが多いのは、以下のような施術です。
- 糸リフト
- ハイフ(HIFU)
- ヒアルロン酸
- 貴族フィラー
- リジュラン注射
それぞれの施術について詳しく見ていきましょう。
糸リフト
糸リフトとは、専用の極細糸を肌の下に挿入し、これを引っ張り上げることでリフトアップを目指す施術です。
糸についている小さな棘が肌内部の組織に引っかかるため、取れたり緩んだりしにくく、効果が長期間続きやすい傾向にあります。
また、棘が肌内部の組織を刺激することで、コラーゲンやエラスチンといった成分が増加し、内側からハリのある肌を目指せるのも特徴です。
切開リフトに比べて傷跡が小さくて済むため、ダウンタイムを短く抑えたい方や、人前に出る機会の多い方にもおすすめです。
ハイフ(HIFU)
ハイフとは、肌に対して扇状に超音波を当て、脂肪層の溶解やSMAS筋膜の引き締めを目指す施術です。
超音波は肌の奥深くに到達して始めて集束するため、表皮付近にはダメージが及ばず、やけどなどのリスクが低い傾向にある施術でもあります。
脂肪の多い部分に対しては熱による溶解で血管内への排出を目指し、たるみや筋肉の衰えが気になる部分は熱による引き締めで小顔やリフトアップ効果を狙えるなど、部位やお悩みに合わせた施術が可能であるといえるでしょう。
さらに熱が加わることでコラーゲンやエラスチンの生成が促進されやすくなり、ハリ感のある肌を目指せるのも魅力的なポイントです。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、美容医療の中でも手軽に受けやすい傾向にある施術です。
たるみやほうれい線・凹みのある部分などに対してヒアルロン酸を注入することで、肌の内部から組織を押し上げ、ふっくらとした仕上がりが期待できます。
使われているヒアルロン酸は元々人体に存在する成分であり、身体が異物として判断しにくく、リスクの少ない施術としてもおすすめです。
施術後は時間をかけてヒアルロン酸が排出されていくため、希望の仕上がりをキープするためには定期的な施術が必要となります。
貴族フィラー
貴族フィラーはヒアルロン酸注射の一種であり、小鼻の横にある「尾翼基部」という部分に対して注入する施術です。
鼻翼基部が凹んでいるとその部分に影ができるため、ほうれい線が目立ちやすくなってしまいます。
10代や20代でほうれい線に悩んでいる方の場合、加齢によるたるみの可能性は少なく、代わりに鼻翼基部の凹みが原因となることも多いでしょう。
こちらも身体内に元々存在する安全性の高いヒアルロン酸を使っているため、リスクを抑えて手軽に施術を受けられるのが魅力です。
リジュラン注射
リジュラン注射とは、サーモンのDNAから抽出された「ポリヌクレオチド」と呼ばれる成分を肌に注入し、細胞生成の促進が期待できる施術です。
糸リフトやハイフと同じくコラーゲン・エラスチンの生成を促すほか、毛細血管の再生が行われることで、新たな細胞が次々に生まれやすくなります。
健康的な細胞が生まれることで古い細胞が排出されるため、加齢によるたるみやほうれい線も改善されやすくなるでしょう。
定期的な施術が必要である一方、完全に元の状態に戻る心配が少ないため、回数を重ねれば重ねるほど理想に近づきやすい施術です。
気になる施術がございましたら、「WEBで簡単予約」からお気軽にお問い合わせください。
※ご質問等はお電話より受け付けております。
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肌の状態や症状によって美容医療を使い分けることが大切
同じほうれい線に関するお悩みを抱えている方であっても、全ての方が同じ施術を受けるべきかといえばそうではありません。
肌の状態や症状の現れ方・予算・理想の仕上がりなど、さまざまなポイントを加味して適切な美容医療を見つけることが大切です。
中には複数の美容医療を組み合わせたり、タイミングによって使い分けたりするオーダーメイドの施術が必要となる方もいます。
施術を担当する医師としっかり話し合い、疑問点や不安な要素を解決した上で施術に臨むことが重要です。
ラムールクリニックでは患者様一人ひとりに対して適切な施術をご提案するべく、丁寧なカウンセリングを行っています。
※ご予約は「WEBで簡単予約」から、お悩みや不明点のある方はお電話より受け付けております。
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ほうれい線が30代で目立つことに関するQ&A
30代でほうれい線が目立つことに関して、いただくことの多いご質問に回答します。
- 30代でほうれい線ができやすい人の特徴は?
- ほうれい線治療は何歳から受けるのが良いでしょうか?
- ほうれい線ケアでNGなセルフケア方法はなんでしょうか?
カウンセリングの時間を有効に使えるよう、解決できる疑問は事前にチェックしておくと良いでしょう。
30代でほうれい線ができやすい人の特徴は?
30代でほうれい線が目立つ方は、第一に「加齢によるたるみが始まっている」可能性があるでしょう。
筋肉が衰えて土台が崩れていたり、肌内部が乾燥していたりすることで、30代でもほうれい線が目立つことがあります。
また、普段から日焼け対策を行っていないなど、紫外線によるダメージを受けている方もほうれい線が目立ちやすいでしょう。
自分に合った適切なスキンケアと正しい姿勢、そして徹底した紫外線対策のいずれかが欠けている方は、生活習慣を改めほうれい線の予防に努めてみてはいかがでしょうか。
ほうれい線治療は何歳から受けるのが良いでしょうか?
一言でほうれい線といっても、目立ってしまう原因は人それぞれです。
中には鼻翼基部の凹みや生まれつきの骨格により、10代からほうれい線が目立つ方もいます。
そのため、「何歳から受けるべき」といった明確なタイミングはありません。
ほうれい線のトラブルはセルフケアで改善することが困難なため、なるべく早いタイミングで美容医療を検討するのがおすすめです。
ほうれい線ケアでNGなセルフケア方法はなんでしょうか?
ほうれい線を改善するためには、原因に合わせた正しい対策を行う必要があります。
加齢や乾燥によって肌の土台が崩れている場合は保湿ケアを、筋肉の衰えが気になる場合は表情筋トレーニングを行うなど、適切な対策を行って初めてほうれい線が目立つのを予防できるでしょう。
しかし、保湿ケアが必要な肌に過度なトレーニングを行ったり、敏感になった肌にトレーニングと称してゴシゴシと摩擦を加えたりすると、かえって症状が悪化する可能性があります。
自身のほうれい線にどんな対策が必要なのかは、クリニックにて医師に判断してもらうと良いでしょう。
【まとめ】ほうれい線が30代で目立つ原因と対策方法
今回は、30代前後の患者様が抱えることの多いほうれい線のお悩みについて、原因や対策をご紹介しました。
ほうれい線が目立つ原因は人によってさまざまであり、同時に美容医療の施術も種類が豊富であるため、何から始めるべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
まずは美容医療クリニックに出向き、実際の肌の状態をチェックしながら適切な施術を見極めることが大切です。
ラムールクリニックでは患者様一人ひとりに対したっぷりとカウンセリングの時間を設け、納得のいくまで相談できる体制を整えてお待ちしております。
まずはカウンセリングだけ受けてみたい方も、お気軽な気持ちでお越しください。
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