脂肪吸引ができない人の特徴・部位|メリット・デメリットも紹介!
脂肪を物理的に取り除いて理想的ラインを作ることが期待できる「脂肪吸引」。
しかし、身体の状態や施術を希望する部位によっては断られてしまう方がいます。
そこで今回の記事では、脂肪吸引ができない人の特徴や、脂肪吸引の施術ができない部位を解説します。
脂肪吸引が難しい方でも他の施術が適切だと提案できる可能性もあるため、本記事で脂肪吸引ができない人の特徴を知ったうえで、カウンセリングで医師に確認してみましょう。
この記事の執筆者
片岡 紘士(kataoka hiroshi)
L’amour clinic Tokyoの院長として、お客様の笑顔のために最高の施術を提供しています。
当院では、その場限りではなく、人生に寄り添い、皆様から愛されるクリニックを目指しております。
経歴
- 昭和大学
- 昭和大学江東豊洲病院
- 昭和大学藤が丘病院
- 某美容クリニック
- L’amour clinic Tokyo
この記事の執筆者
片岡 紘士(kataoka hiroshi)
L’amour clinic Tokyoの院長として、お客様の笑顔のために
最高の施術を提供しています。
当院では、その場限りではなく人生に寄り添って、
皆様から愛されるクリニックを目指しております。
経歴
- 昭和大学
- 昭和大学江東豊洲病院
- 昭和大学藤が丘病院
- 某美容クリニック
- L’amour clinic Tokyo
脂肪吸引ができない人
まず、脂肪吸引の施術ができない人・施術を控えた方が良い人の特徴について解説していきます。
脂肪吸引ができない人は、以下の通りです。
- 妊娠中の方
- 肥満度の高い方
- 極度の貧血である方
- アレルギーをお持ちの方
- 腎臓や心臓、甲状腺に疾患がある方
脂肪吸引ができない人について、それぞれ紹介していきます。
妊娠中の方
妊娠中の方は、ご自身とお子さんの体調を最優先に考え、脂肪吸引の施術は控えましょう。
なお、産後や授乳中の脂肪吸引の治療は可能ですが、麻酔が母乳に影響を及ぼす可能性があるため、脂肪吸引の施術当日と翌日の授乳は控えるようにしましょう。
肥満度の高い方
肥満度の高い方の場合は皮下脂肪が多く、点滴の針が刺さりにくい点や麻酔が効きにくいために管理が難しいという点が挙げられます。
これらの点を敬遠して、施術自体を断るクリニックもあります。
また、肥満度の高低に関わらず、施術後の貧血や脱水症状などを避けるために、「一度の施術で吸引可能な脂肪の量」はクリニックによって定められています。
そのため、肥満度の高い方は、通常は一度の施術で大量の脂肪を摂ることができない可能性があるでしょう。
極度の貧血である方
脂肪吸引の施術では、少なからず出血を伴います。
そのため、貧血症状がある方は、施術によって貧血症状が悪化する可能性があり、近年では技術も発展して手術で大量に出血するようなことはありませんが、身体の状態によっては施術を断られてしまう可能性があります。
アレルギーをお持ちの方
アレルギーをお持ちの方も、施術を断られる可能性があります。
脂肪吸引は麻酔がないと難しい施術ですが、アレルギーをお持ちの方は、その麻酔でアレルギー反応が出てしまう恐れがあります。
アレルギーをお持ちの場合は、カウンセリングで必ず医師に伝えるようにしましょう。
腎臓や心臓、甲状腺に疾患がある方
腎臓や心臓、甲状腺に疾患がある方は、お身体の状態によっては脂肪吸引ができないことがあります。
現在通院中の方は、一度担当医に相談しましょう。
また、薬の服用を中断していただく可能性もあるため、難しい場合は疾患の治療を終えてから脂肪吸引を受けるようにしましょう。
脂肪吸引ができない部位
前の項目では脂肪吸引ができない人の特徴を説明しましたが、この特徴に当てはまらず施術ができる人でも「施術ができない部位」もあるため、併せて確認しましょう。
脂肪吸引の施術ができない部位、おすすめできない部位は以下の通りです。
- 内臓脂肪
- 皮下脂肪が元々少ない部位
- 神経や血管が多く通っている部位
それぞれの部位について、紹介していきます。
内臓脂肪
脂肪吸引で除去できるのは、「皮下脂肪のみ」で内臓脂肪は除去することができません。基本的には「つまめる脂肪」が皮下脂肪であり、吸引できる脂肪です。
医師の診察により施術の効果が期待できるか判断しますが、特にお腹の肥満では内臓脂肪の多さが原因となる場合が多く、脂肪吸引では改善しない可能性があります。
内臓脂肪の多さによる肥満の場合は、食生活の改善や運動習慣などをまずは見直してみましょう。
皮下脂肪が元々少ない部位
皮下脂肪が元々少ない部位に関して、脂肪吸引の施術自体はできない訳ではありませんが、脂肪吸引をしても効果を期待できない可能性が高いでしょう。
皮下脂肪が少なく、脂肪吸引の効果を見込めない部位は以下の通りです。
- 手足の甲や指
- おでこ
- こめかみ
- 肩の後ろ部分
ただし、上記の隣接する部位の施術を受ける場合に併せて吸引できる可能性もあるため、カウンセリングを受けるときに医師へ自身の悩みを相談しましょう。
神経や血管が多く通っている部位
神経や血管が多く通っている部位に関しても脂肪吸引は適用できない可能性があります。
具体的には、下記の部位が挙げられます。
- 首
- 背骨に近い部分の背中
- 脛(すね)
これらの部位は施術によるリスクが高いほか、元々の脂肪自体も少ないため、脂肪吸引の施術には適さないでしょう。
脂肪吸引のメリット
脂肪吸引の施術ができない人やできない部位について紹介してきましたが、実際に施術をできる人でも脂肪吸引のメリット・デメリットを知っておくことが重要です。
まず、脂肪吸引のメリットは以下の通りです。
- 部分痩せがしやすい
- 施術部位がリバウンドしにくくなる
- 運動や食事制限をせずに効果が期待できる
それぞれのメリットの詳細を確認していきましょう。
部分痩せがしやすい
食事制限や運動によるダイエットでは、身体全体の脂肪細胞の大きさを縮小させることで見た目を細くするため、部分痩せできる可能性は低いでしょう。
対して脂肪吸引では、取りたい部分の脂肪を選択的に除去することができるので、気になる部位の「部分痩せ」が期待できるでしょう。
運動や食事制限でダイエットしても「顔だけ脂肪が取れない」「二の腕だけがたぷたぷしている」などの悩みを持つ方は、部分痩せが期待できる脂肪吸引の施術を受けることをおすすめします。
施術部位がリバウンドしにくくなる
脂肪細胞は、縮小したり膨張したりする細胞です。
成長期を超えると脂肪細胞の数自体はほとんど変わらないため、ダイエットでは、脂肪細胞の大きさを縮小させることで見た目を細くできます。
ただし、脂肪細胞の数自体は減っていないことから、気を抜くと比較的簡単にリバウンドしてしまう可能性があります。
脂肪吸引では、脂肪細胞そのものを減らせる脂肪が蓄積されにくくなり、結果として部分痩せやリバウンドをしにくい体質をえることが期待できます。
ただし残った脂肪細胞は膨張するので、暴飲暴食すると戻ってしまう恐れがあります。脂肪吸引得た効果を継続させるためには、規則正しい食生活や生活習慣が必要と言えるでしょう。
運動や食事制限をせずに効果が期待できる
痩せて身体を細くする方法としてダイエットが挙げられますが、どうしても効果を実感するまでに時間がかかります。
忙しさや仕事のストレスなどから、運動や食事制限など生活習慣を変えてダイエットに取り組むのが難しい方も少なくないはずです。
しかし、脂肪吸引であれば、一度の施術で脂肪を減らせる可能性が高いため、運動や食事制限などのダイエットに取り組むのが難しい方にとって、選択肢となる美容医療と言えるでしょう。
脂肪吸引のデメリット
脂肪吸引のメリットで説明したような魅力がある半面、デメリットがあることも事実です。
施術を受けた後に後悔しないためにも、デメリットについてしっかり理解してから脂肪吸引の施術を検討しましょう。
脂肪吸引のデメリットは以下の通りです。
- 費用が高い
- ダウンタイムが出やすい
それぞれの詳細を確認していきましょう。
費用が高い
「脂肪吸引は金額が高い」から施術を受けるのを戸惑ってしまう方もいるかと思います。
脂肪吸引の施術費用はクリニックによって異なり、平均的な値段相場が20〜50万円と高く感じるかもしれません。
しかし、脂肪吸引は一度の施術で効果を期待でき、リバウンドのリスクも軽減できる可能性が高いため、時間的な面も含めたコストパフォーマンスを合わせて考えると、一概に高額すぎるとは言えないでしょう。
ダウンタイムが出やすい
脂肪吸引のデメリットとして、施術後の一定期間にダウンタイムが発症する可能性が高いことが挙げられるでしょう。
脂肪吸引のダウンタイムの症状は、主に以下の通りです。
- 痛み
- 腫れ
- 内出血
- むくみ
- 拘縮(こうしゅく)
脂肪吸引のダウンタイムでは、施術後〜1週間の間で痛みや腫れが起こり、施術後〜2週間までの間には内出血とむくみが起こる可能性が高いでしょう。
上記の症状が落ち着いて、脂肪吸引でできたスペースを埋めようと皮膚が定着を始める、施術後3週間頃〜6ヶ月の間には拘縮(こうしゅく)が起こります。
症状として、皮膚が一時的に凸凹したり、硬くなったりするなどがあり、落ち着くまでに時間がかかりますが、これにより皮膚が綺麗に引き締まる効果を期待できます。
近年では性能が向上した機器が多く登場しており、ダウンタイムも少なくなっていますが、ダウンタイムが長引くリスクを事前に把握しておくことが大切です。
脂肪吸引が怖い人は脂肪吸引注射も検討してみよう
費用が高く、ダウンタイムが出やすい脂肪吸引は「ちょっと怖い」「気軽に施術できない」と考えてしまう方もいるのではないでしょうか。
そんな不安感がある方は、「脂肪吸引注射」の施術も選択肢の一つです。脂肪吸引注射は、脂肪吸引と名前は似ていますが、施術方法自体が全く異なります。
脂肪吸引注射について、以下の観点から解説していくので、ご覧ください。
- 特徴
- メリット
- デメリット
- おすすめする人の特徴
それぞれ確認していきましょう。
脂肪吸引と脂肪吸引注射の違いについては、以下の記事でもご紹介しているので、あわせてご覧ください。
特徴
脂肪吸引注射とは、細い注射器を使用して皮下脂肪を吸い出す施術のことを言います。
脂肪吸引との大きな違いとして以下の2点が挙げられます。
- メスで皮膚を切開しない
- 吸引する部位が小さく設定されていることが多い
「メスで皮膚を切開しない」「吸引する部位が小さく設定されている」ことから、一度の施術で吸引する脂肪の量が脂肪吸引ほど多くなく、脂肪吸引よりダウンタイムの症状や期間が軽い傾向にあります。
そのため、脂肪吸引でメスによる皮膚に傷跡が残ることやダウンタイムが長引いてしまうことが気になる方にとって、脂肪吸引注射は一つの選択肢になるでしょう。
また、当院の脂肪吸引注射の詳細ページでは、脂肪吸引注射の詳細や実際に施術を受けた方の症例写真などを掲載していますので、併せてご確認ください。
脂肪吸引注射のカウンセリングをご希望の方は、当院の公式LINEからお問い合わせください。
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メリット
脂肪吸引注射のメリットとして挙げられる点は以下の通りです。
- 傷跡が目立ちにくい
- ダウンタイムが短い傾向にある
- 一度の施術時間も短い
脂肪吸引注射の大きなメリットは、切開の必要がないことです。脂肪の抽出に切開が必要がないため、傷跡が目立つ可能性も低いこと、ダウンタイムが短いこともメリットと言えるでしょう。
また、注射器で施術を行うことから身体の細かい部位にも対応しており、一度の施術時間も短いことも特徴として挙げられます。
デメリット
脂肪吸引注射のデメリットとして挙げられる点は以下の通りです。
- 費用がかさむ可能性がある
- 脂肪層の深い部位にはアプローチしにくい
脂肪吸引注射の施術では細い注射器を使用するため、1回で施術できる範囲が限られてしまいます。それにより、広範囲の脂肪を除去したい方や、脂肪量が多い部分を吸引したい方は複数回通う必要があり、その分費用がかさんでしまう恐れがあるでしょう。
また、脂肪層の深い部位にはアプローチできないため、痩せたい部位の脂肪を全て無くしたいと考えている方にとっても不向きな可能性がある施術です。
脂肪吸引注射のデメリットについては、下記の記事で詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめする人の特徴
脂肪吸引注射は、脂肪吸引よりも傷跡が目立ちにくいことのほかに、上記で説明したようなメリット・デメリットがあります。
これらの特徴から、脂肪吸引注射の施術をおすすめできるのは、以下のような人でしょう。
- ダウンタイムを取るのが難しい方
- いきなり脂肪吸引をするのが怖い方
脂肪吸引注射では、脂肪吸引のように施術後の圧迫固定の必要もないため、傷跡からだけでなく施術バレ自体もしにくい傾向にあります。
また、仕事を長期間休む必要が少なく、傷口を避ければ施術後当日からメイクも可能ですので、傷の跡が目立ちにくく手軽に施術に臨むことを期待できるでしょう。
脂肪吸引や脂肪吸引注射を
受ける際の注意点
脂肪吸引や脂肪吸引注射を受ける際の注意点をまとめると、以下の通りです。
- 複数のクリニックでカウンセリングを受ける
- 施術の実績が多いクリニックを選ぶ
- アフターフォローの体制がしっかりしているクリニックを選ぶ
脂肪吸引や脂肪吸引注射の施術で後悔しないためにも、3つの注意点を押さえておきましょう。
それぞれの注意点について、解説していきます。
複数のクリニックでカウンセリングを受ける
実際に足を運んで複数のカウンセリング受けましょう。
口コミだけではわからない医師やスタッフの対応の良し悪しや、クリニックの雰囲気が合っているかを判断しやすくなります。
また、雰囲気の良いクリニックで施術を受けるメリットは、以下が挙げられます。
- 不安を解消してから施術を受けられる
- 万が一、施術後に何かあったときでも相談しやすい
- リラックスできる雰囲気であると、複数回でもストレスなく通いやすい
自身に合ったクリニックを見つけるためにも、複数のクリニックでカウンセリングを受けましょう。
施術の実績が多いクリニックを選ぶ
脂肪吸引や脂肪吸引注射の効果を高めるには、施術の実績が多いクリニックを選びましょう。
脂肪吸引・脂肪吸引注射どちらの施術も医師の技術を必要とする施術であるため、実績が少ないと十分な技術がない可能性があります。
クリニックのホームページに記載されている施術の症例やブログ、SNSを確認すると、そのクリニックがどのくらい脂肪吸引・脂肪吸引注射の実績があるか、分かることが多いです。
当院で施術頂いたお客様の症例は、以下のリンクからご確認くださいませ。
アフターフォローの体制がしっかりしている
クリニックを選ぶ
アフターフォローの体制がしっかりしているかは、脂肪吸引や脂肪吸引注射の施術を受けるうえで大切なポイントです。
万が一、ダウンタイム症状が強く出てしまった場合や、思うような効果が実感できなかった場合などに、どのような対応をしてくれるのかを事前に確認しておきましょう。
いつでも相談できるようなアフターフォローの体制が整っている方が、適切な処置をしてもらえる可能性が高くなります。
また、アフターフォローに料金が掛かるかや、施術後どの期間まで対応してもらえるかも合わせて確認しておいた方が良いでしょう。
脂肪吸引をできない人に関する
Q&A
脂肪吸引をできない人に関するQ&Aの一覧は、以下の通りです。
- 脂肪吸引は効果がありませんか?
- 脂肪吸引は痩せている人でもできますか?
- 脂肪吸引をするのに体重制限はありますか?
それぞれの質問について、回答していきます。
脂肪吸引は効果がありませんか?
脂肪吸引は脂肪を物理的に取り除く施術であるため、効果が全く期待できない可能性は低いでしょう。
しかし、吸引できる脂肪量が少なかった場合、人によっては効果を実感しにくいことも考えられます。
特に、太ももやお腹などの大きなパーツの場合は、効果を感じにくい方もいらっしゃいます。
また、元々のフェイスラインの脂肪量が少なく、スッキリとしている方も効果は実感しにくいでしょう。
脂肪吸引は痩せている人でもできますか?
脂肪吸引は痩せているとできる施術ではないと考える方がいるかもしれませんが、ダイエットだけを目的とした施術ではありません。
部分痩せも期待できる施術のため、部分的な脂肪が気になっていれば痩身効果が期待できます。
脂肪吸引をするのに体重制限はありますか?
数値として体重制限のあるクリニックはほとんどありません。
ただし、脂肪吸引に必要な麻酔が困難な場合、まずはダイエット等の提案をされる可能性があります。
また、肥満度が高い方が施術を受ける場合はその分のリスクも伴うため、料金が高くなる可能性があります。
当院で施術予定で不安がある方は、カウンセリングでお気軽にご相談ください。
【まとめ】
脂肪吸引ができない人の特徴
今回は、脂肪吸引ができない人の特徴や、脂肪吸引の施術ができない部位について解説しました。
脂肪吸引の施術ができる人でも、ダウンタイムが「ちょっと怖い」「気軽に施術できない」と考えてしまう方の場合「脂肪吸引注射」の施術をおすすめします。
こういった内容はカウンセリングでも確認できますので、脂肪吸引や脂肪吸引注射の施術を検討されている方はこの記事を参考にすることに併せて、実際にクリニックでカウンセリングを受けてみるのもひとつの手です。
ラムールクリニックでは、お客様のお身体を実際に確認し、脂肪吸引注射の施術をご希望の部位や注射可能量、施術回数、具体的な施術のスケジュールなどをご提案しております。
当院で施術をご希望の方は、渋谷のラムールクリニックのLINE公式アカウントからお気軽にお問い合わせください。
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