糸リフトで失敗することはあるの?後悔しない対策も紹介!

糸リフトで失敗することはあるの?|失敗事例や後悔しないための対策

専用の糸を挿入することで、顔のリフトアップやシワの改善が期待できる「糸リフト」。

糸リフトが気になっている方の中には「あまり効果がないと聞いた」「受けようか迷っているけれど、失敗する事もあると聞いて怖い」という方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、糸リフトの失敗事例やその原因と、後悔しないための対策について詳しく紹介します。

糸リフトに失敗して後悔したくないという方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の執筆者

片岡 紘士(kataoka hiroshi)

L’amour clinic院長として、お客様の笑顔のために最高の施術を提供しています。

当院では、その場限りではなく、人生に寄り添い、皆様から愛されるクリニックを目指しております。

経歴
  • 昭和大学
  • 昭和大学江東豊洲病院
  • 昭和大学藤が丘病院
  • 某美容クリニック
  • L’amour clinic Tokyo
目次

糸リフトの失敗例

糸リフトの失敗例

糸リフトの主な失敗事例は下記のようなものがあります。

順番に詳しく解説していきます。

髪が抜けて禿げる

糸を固定する際に、固定場所付近の毛根を傷つけて毛が抜けてしまったり、固定場所の血流を阻害する場所に糸を固定してしまった場合に血流障害が起きて髪が抜けて禿げてしまう恐れがあるでしょう。

毛根を傷つけ髪が抜けてしまった場合、毛髪が再生する可能性は低いため施術の際に注意が必要です。

血流障害の場合は糸が吸収されていくことで血流も改善し、毛髪の再生は高い傾向にあります。

挿入した糸が透けて見える

挿入した糸が透けて見えてしまうことがあります。

主な原因として、皮膚の薄い部い部分に太い糸を入れたり、糸を挿入する皮膚の位置が浅いなどの皮膚の状態に合った糸が選別されなかったことが挙げられます。

また、コグと呼ばれる糸についている突起が大きい糸や、糸自体が太い糸を使用した場合にも起きやすい事例です。

予防するためには、適切な糸の選択と医師の技術が必要と言えるでしょう。

引きつった表情になる

顔が引きつって不自然な表情になったり、目がつり上がってしまうという失敗も可能性として挙げられます。

これは、糸を固定する際に過度に強く引き上げている、糸を挿入する部位が深くずれていて適切でなかった場合に生じる失敗事例で、リフトアップ効果が高い糸を使用した際に生じやすい傾向にあります。

適切な引き上げを行っていたとしても多少の引きつり感を感じる人は多く、通常は1ヶ月程度で引きつり感は改善する傾向にありますが、もし改善しない場合は施術を受けた医療機関に相談した方が良いでしょう。

皮膚がデコボコになる

糸リフト施術後に、肌に凹凸が生じることがあります。

糸を使って皮膚を持ち上げることで生じやすいもので、一時的なものの場合は糸が馴染んできて1ヶ月程度で消失することが多い傾向にあります。

ただし、糸の選別を誤り突起が大きな糸を挿入している場合や、糸が本来挿入する皮下組織よりも深い真皮層に刺さって表皮と平行に挿入されていない場合には、時間が経っても改善されない可能性もあるでしょう。

時間が経過しても改善しない場合は失敗の可能性があるため、早めに施術を受けた医療機関へ相談して対応をしてもらうようにしてください。

期待した効果が得られない

リフトアップやたるみの改善を期待して施術を受けたにも関わらず、自分がイメージしていたものと違う仕上がりになってしまったり、たるみが改善されなかったという失敗事例もあります。

この失敗事例の要因として、以下が挙げられるでしょう。

期待した効果が得られない要因
  • 糸の本数が不十分だった
  • 皮下脂肪の量が多く糸が持ち上げられる限界量を超えていた
  • 皮下脂肪が少ないことから糸の引っかかりが悪く、皮膚を十分に持ち上げる事ができなかった

上記のような失敗事例の多くは、施術前に医師と期待している効果や仕上がりのイメージを十分にすり合わせられていなかったことが原因として起こってしまう傾向にあります。

次の項目では、糸リフトで実際に失敗してしまった時の修正対応について紹介します。

糸リフトで失敗した時の修正対応

糸リフトで失敗した時の修正対応について

糸リフトは100%成功するとは限らず、失敗することも少なからずあり得ます。

もし失敗してしまったときは、以下の修正対応を取りましょう

糸リフトで失敗した時の修正対応

失敗しても焦らず行動できるよう、ポイントをしっかり押さえておきましょう。

糸が馴染むまで様子を見る

糸リフトで失敗したと感じても、施術後少なくとも1ヶ月は様子を見てみましょう。

施術直後は糸がまだ皮膚に馴染んでおらず、引き上げが強く感じる場合があります。

しかし、数週間から1ヶ月程度で徐々に皮膚に馴染んでいき、自然な仕上がりになるケースも多いです。

そのため、施術後間もないときに「失敗した」と焦るのではなく、1ヶ月程度は状態を観察してみてください。

もし、患部に急激な赤みや腫れが出現した場合は感染の可能性が考えられるため、早めに医師へ相談しましょう。

アフターケア方法は、次の項目「糸リフトで失敗しないためのアフターケア」でも紹介しているので、合わせて参考にしてみてください。

糸の追加挿入を検討する

施術から1ヶ月程度経過しても見た目に変化が見られなかったり不自然な場合は、糸の追加挿入を検討するのも手段の1つです。

引き上げ強度の高い糸や挿入した糸とは異なる種類のものを使用することで、より理想の仕上がりへと近づけやすくなります。

糸リフトの糸にもさまざまな種類があるので、本数だけでなく糸の種類にこだわってみるのも良いでしょう。

糸の種類特徴
ショッピングリフト最も糸が細く、皮膚に馴染みやすい
リフトアップ<肌質改善重視の人向き
シルエットリフト円錐状のトゲが付いており、皮下組織をしっかり引き上げる
持続期間が1〜2年程度と長い
ミントリフト糸自体の強度が高くトゲも多いため高いリフトアップが期待できる
皮膚が薄い人は糸が透けたり凹凸が出る場合がある
テスリフトメッシュとトゲの二重構造で引き締め効果が高い
少ない本数でも効果が期待できるが費用はやや高め
片岡院長

当院では、ショッピングリフトの施術も可能です。料金や施術の詳細は、以下のページからご確認いただけます。

糸リフトで失敗しないためのアフターケア

糸リフトで失敗しないためのアフターケア

糸リフトの失敗を防ぐためには、術後のアフターケアも重要です。

アフターケアが正しくできていないと、腫れて内出血を起こしたり、糸がずれてしまうことなどが起きる可能性があります。

アフターケアのポイントについて解説していくので、ぜひ参考にしてください。

それぞれのアフターケア方法について、詳しく解説していきます。

こすったり刺激を与えない

糸が馴染む前に皮膚をこすったり刺激を与えてしまうと、糸がずれてしまい、十分なリフトアップ効果が得られない可能性があるので注意が必要です。

また、糸の挿入部位にむやみに触ると手に付着している菌が傷口に入って感染症を起こしてしまう可能性もあるでしょう。

口を大きく動かすことやうつぶせで寝ることも、糸がずれる要因となるため注意が必要です。

身体が温まる行動を控える

血流が良くなって身体が温まる行為は、腫れ内出血を起こしやすくするため、控えるようにしましょう。

糸リフトの施術後に控えた方が良い行動としては以下の通りです。

控えるべき行動
  • 激しい運動
  • 長時間の入浴
  • アルコールの摂取
  • マッサージや整体

ダウンタイム中は、入浴をシャワー程度にすることや運動も走らず散歩程度にすること、アルコールは控えるなどの生活が理想です。

血流が良くなって腫れや内出血を招く可能性があることや、糸を挿入した部位の糸がずれてしまう可能性があるため、マッサージや整体なども控えるようにしましょう。

大きな口を開けない

糸リフトで失敗しないためには、施術後はできるだけ大きな口を開けないことが大切です。

施術後の間もないタイミングで大きく口を開けてしまうと、挿入した糸が本来意図した場所からずれて糸リフトの効果が半減してしまう恐れがあります。

大きな口を開けて笑ったり食事をしたりするような行動は、可能な限り避けることをおすすめします。

また、大きな口を開ける必要がある歯科治療も、糸リフトの施術直後には控えるようにしましょう。

糸リフトで失敗しないための対策

糸リフトで失敗しないための対策

糸リフトで失敗しないための対策は、以下の通りです。

それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

知識や施術経験が豊富な医師のもとで施術を受ける

糸リフトで失敗しないために重要なポイントの1つは、知識・施術経験が豊富な医師のもとで施術を受けることです。

糸リフトの失敗の原因として、施術する医師の技術不足が大きく関わってきます。

医師が、糸リフトの施術を行う際に必要な知識や技術として、以下のようなものが挙げられるでしょう。

医師が必要な知識・技術
  • 糸の種類や本数
  • 糸を挿入する位置の選定
  • 皮膚を引き上げる力加減
  • 糸を挿入する深さ

患者様がイメージしている仕上がりにするためには、上記で挙げたような知識や技術が必要です。

クリニックのホームページや口コミで医師の対応の評価・良し悪しや施術実績・症例写真などを確認して、糸リフトに対する知識や施術経験の豊富な医師を探しましょう。

なお以下の記事では、糸リフトの名医の見分け方について詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。

あわせて読みたい

カウンセリングで疑問や不安なことを解消する

期待していた効果を得られなかったという失敗を避けるため、不安や疑問な点があれば納得がいくまでカウンセリングを受けて解消することが大切です。

施術を受けるメリット・デメリット、副作用にはどんなものがあるのか、ダウンタイムの期間はもちろん、施術を受けた後の期待している効果を得られるのかなど、納得がいくまで確認しましょう。

疑問や不安を解消するだけでなく、ご自身が思い描いている施術後の理想のイメージを医師すり合わせることで、より理想的な仕上がりにできる可能性が高いでしょう。

万が一の際の失敗修正を受けているか確認する

万が一、糸リフトの施術で失敗してしまった場合の修正対応を受けているかもカウンセリング時に必ず確認しましょう。

「失敗することなんて考えたくない」と思う方も多いかもしれませんが、これは非常に重要です。

失敗修正を受けている医師は糸リフトに関して高い技術を持った、誠実な医師である可能性が高いでしょう。

カウンセリングで「万が一、糸リフトの施術で失敗してしまったときの対応はどのように行っていますか」と医師に確認することをおすすめします。

ラムールクリニックの「糸リフト」の症例

ラムールクリニックの「糸リフト」の施術症例

ラムールクリニックでは3種類の糸を使用し、糸リフトの施術を行っております。

ビタミンCが練り込まれた糸を挿入してニキビやシミなどの肌トラブルを改善する、「ビタミンスレットのご用意もございます。

糸リフト(PDO)

糸リフト(PDO)

医療用の特殊な糸を皮下に挿入し、内側からたるみを引き上げる施術です。

ダウンタイム赤み、腫れ、痛み、内出血、ひきつれ
持続期間6〜12か月
価格72,000円
/ PDO6本
糸リフト(WPCL)8本

糸リフト(WPCL)

体内で溶ける糸を皮下に挿入し、たるみを内側から引き上げる施術です。

ダウンタイム内出血、腫れ、むくみ、痛み、ひきつれ
持続期間12〜24か月
価格144,000円
/WPCL 8本
糸リフト(ビタミンスレット)

糸リフト(ビタミンスレット)

医療用の特殊な糸を皮下に挿入し、内側からたるみを引き上げる施術です。

ダウンタイム赤み、腫れ、痛み、内出血
持続期間6〜12か月
価格70,000円
/ ビタミンスレット1本

他の患者様の症例写真も糸リフトの症例ページで随時更新しております。

施術の概要や料金形態についても詳しく記載しておりますので、合わせてご確認ください。

ご予約・お問い合わせ

\30秒で簡単予約!/

まずはお気軽にご相談ください。

糸リフトの失敗に関してよくある質問

糸リフトの施術に関してよくある質問

糸リフトの失敗に関してよくある質問は、以下の通りです。

それぞれの質問に回答していきます。

糸リフトの失敗はいつわかりますか?

糸リフトが失敗したと判断するのは、施術後1ヶ月を目安に考えると良いでしょう。

引きつれ感・凹凸・頬のこけ見え・糸が透けて見えるなどの症状は、失敗でなければ1ヶ月以内に改善される可能性があります。

しかし、1ヶ月以上経過しても症状に変わりがなければ失敗と判断し、対処法を考える必要があります。

糸リフトで失敗したときの対処法
  • 糸の挿入本数を増やす
  • ヒアルロン酸注入など別の施術を検討する

「失敗かどうか分からない」「イメージの仕上がりとは異なる」といった場合も、まずは医師に相談しましょう。

糸リフトで失敗しても元に戻りますか?

糸リフトで失敗しても、溶ける糸であれば経過とともに元に戻る可能性が高いです。

ただし、いきなり元の状態に戻るわけではないため、症状が気になる方は糸が溶けるのを待つ前に手を打つのも選択肢の1つです。

糸リフトで失敗しないためにも、糸リフトの施術経験が豊富な医師に施術をお願いしましょう。

片岡院長

当院では患者様一人ひとりの状態に合わせた施術をご提案させていただきます。糸リフトに興味のある方はご気軽にご相談ください。

ご予約・お問い合わせ

\30秒で簡単予約!/

まずはお気軽にご相談ください。

糸リフトの種類ごとの注意点はありますか?

糸リフトの種類ごとの注意点として、持続期間強度などをしっかり把握しておくことが挙げられます。

持続期間や強度を把握していないと、施術の間隔を狭めてしまうことや入れる本数が少なすぎることによって、失敗してしまう恐れがあるでしょう。

糸リフトの種類ごとの特徴を知るために、ぜひ以下をご確認ください。

PDOPCLWPCLビタミンスレット
効果の持続性6ヶ月~12ヵ月24ヶ月12ヵ月~24ヶ月24ヶ月
強度柔らかいやや硬い硬いやや硬い
リフトアップ効果の高さ中~強中~強
料金 (税込)13,200円/1本16,500円/1本19,800円/1本77,000円/1本
その他期待できる効果コラーゲン生成コラーゲン生成コラーゲン生成ニキビやシミの改善
スクロールできます
PDOPCLWPCLビタミンスレット
効果の持続性6ヶ月~12ヵ月24ヶ月12ヵ月~24ヶ月24ヶ月
強度柔らかいやや硬い硬いやや硬い
リフトアップ効果の
高さ
中~強中~強
料金 (税込)13,200円/1本16,500円/1本19,800円/1本77,000円/1本
その他
期待できる効果
コラーゲン生成コラーゲン生成コラーゲン生成ニキビやシミの改善

なお以下の記事では、糸リフトのさらに細かい種類や、それぞれの違いについて解説していますので、合わせてご確認ください。

あわせて読みたい

糸リフトで失敗したら返金してもらえますか?

糸リフトで失敗した場合、以下の条件を満たせば返金対応してもらえます。

一定の美容医療サービス(注2)のうち、サービスの提供期間が1か月を超え、かつ支払総額が5万円を超えるものは、平成29年(2017年)12月1日から特定商取引法において規定する特定継続的役務提供の対象となりました。このようなサービスについては、法定の契約書面を受け取った日を1日目として8日間は無条件で契約の解除(クーリング・オフ)を行うことができるとともに、クーリング・オフ期間の経過後であっても、残りの契約について中途解約を行うことができます。

美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認しておきたいポイント|政府広報オンライン

もし、糸リフト含む美容医療施術でトラブルが起きた場合は、一人で抱え込まず専門機関へ相談しましょう。

参考:美容医療サービスはクーリング・オフできる?|国民生活センター

糸リフトで顔がデコボコするのは失敗ですか?

糸リフトで顔が凸凹しても、2週間〜1ヶ月以内に落ち着けば大きな心配はいらないでしょう。

しかし、1ヶ月以降も顔が凸凹している場合は、失敗の可能性があります。

顔が凸凹してしまう要因は、主に以下の4つです。

顔が凸凹してしまう原因
  • 糸の挿入の深さが均一でない
  • 引き上げが強すぎる
  • 顔に適した糸を使用していない
  • 糸の挿入本数が多すぎる

顔の凸凹は施術後1〜2週間程度で軽快するケースが多いため、施術直後に気になってもまずは様子を見るようにしましょう。

また、万が一失敗したときに対応してもらえるよう、再施術保証を設けているクリニックを選びましょう。

【まとめ】糸リフトで失敗する事例と対処法

【まとめ】糸リフトで失敗する事例と対処法

今回は糸リフトの失敗事例と、原因や対策などについて詳しく解説してきました。

糸リフトの施術は、知識・技術があり丁寧にカウンセリングを行うクリニックを選ぶことが重要な施術です。

カウンセリングでリスクを把握し、疑問点を仕上がりのイメージを医師としっかりすり合わせていくようにしましょう。

ラムールクリニックでは、カウンセリングを丁寧に行って施術後のアフターフォローも誠心誠意対応していきますので、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

片岡院長

ラムールクリニックの糸リフトが気になる方は、ご予約は「WEBで簡単予約」から、ご質問はお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

ご予約・お問い合わせ

\30秒で簡単予約!/

まずはお気軽にご相談ください。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次