若いのにほうれい線が目立つのはなぜ?原因や対処法を紹介

若いのにほうれい線

若いのにほうれい線が目立つと、コンプレックスに感じてしまう方が多いでしょう。

ほうれい線の悩みを抱えた時、多くの方が知りたいのは「若いのにほうれい線が目立つ原因」や、その対処法かと思います。

本記事では、これらの内容に加えて、短期間での改善が期待できる、美容医療でのほうれい線治療の施術についてもご紹介します。

「若いのにほうれい線が目立つ状態を改善したい」と考えている方は、ぜひ参考になさってください。

この記事の執筆者

片岡 紘士
片岡 紘士(kataoka hiroshi)

L’amour clinic Tokyoの院長として、お客様の笑顔のために最高の施術を提供しています。

当院では、その場限りではなく、人生に寄り添い、皆様から愛されるクリニックを目指しております。

経歴
  • 昭和大学
  • 昭和大学江東豊洲病院
  • 昭和大学藤が丘病院
  • 某美容クリニック
  • L’amour clinic Tokyo

この記事の執筆者

片岡 紘士
片岡 紘士(kataoka hiroshi)

L’amour clinic Tokyoの院長として、お客様の笑顔のために
最高の施術を提供しています。

当院では、その場限りではなく人生に寄り添って、
皆様から愛されるクリニックを目指しております。

経歴
  • 昭和大学
  • 昭和大学江東豊洲病院
  • 昭和大学藤が丘病院
  • 某美容クリニック
  • L’amour clinic Tokyo
目次

若いのにほうれい線が目立つ原因

若いのにほうれい線が目立つ原因

若いのにほうれい線が目立ってしまう原因は、以下の通りです。

若いのにほうれい線が目立つ原因
  • 頬に厚みがあるから
  • 口元が前に出ているから
  • 頬骨の位置が高いから
  • 表情筋をたくさん使っているから
  • 皮膚のコラーゲンやエラスチンが低下しているから
  • 肌が乾燥しているから

以下で、上記の原因についてそれぞれ解説します。

頬に厚みがあるから

頬に厚みがある場合、若い方でもほうれい線が目立つことがあります。

頬の厚みを左右する要素は、頬の脂肪量や筋肉量です。

脂肪や筋肉の量が多いと、頬とほうれい線の高低差で影が生じ、ほうれい線が濃く見えてしまうことがあります。

口元が前に出ているから

口元が前に出ていると、頬と口元の高低差が大きいため、影によってほうれい線が濃く見えやすくなります。

また、口元が前に出ていると噛み合わせも悪くなる傾向にもあります。

噛み合わせが悪い場合、顔の骨や筋肉に負担がかかりやすく、輪郭や骨格の歪みが生じることもあるでしょう。

こうした歪みもほうれい線の原因になり得るため、注意が必要です。

頬骨の位置が高いから

頬骨の位置が高いと、頬の面積が広くなる傾向にあります。

このため、加齢によって頬の脂肪や筋肉が減った場合に、頬骨の位置が低い人に比べて頬が痩せて見えやすいでしょう。

頬が痩せて見えると、若い方でもほうれい線が目立ちやすくなります。

10代や20代の前半など、若いうちは頬の脂肪や筋肉が十分に付いていることが多いですが、20代の後半になると減少し始めるため、こうした年齢層にさしかかると「若いのにほうれい線が目立つ」という状態になりやすいといえます。

表情筋をたくさん使っているから

表情筋をたくさん使う(使いすぎる)ことも、シワの原因の一つです。

ほうれい線の場合は「笑う・大きな口を開ける」などの動作によって、シワが深くなる可能性があります。

このため、日頃からよく笑う方や、口元の筋肉を使う習慣のある方は、若くてもほうれい線が目立ってしまうことがあるため、注意が必要です。

ただし、よく笑うことはメンタル面でも良いことであり、口元の筋肉を鍛えることでたるみなどの防止にも繋がるでしょう。

そのため、あくまで「使い過ぎ」が良くないだけであり「適度に使う」のは良いことと考えてください。

皮膚のコラーゲンやエラスチンが低下しているから

顔の皮膚のコラーゲンやエラスチンが低下すると、肌の弾力が落ちます。

肌の弾力が落ちれば、たるんでシワになりやすいため、ほうれい線も目立ちやすい傾向にあります。

コラーゲンやエラスチンは、皮膚の中の真皮層と呼ばれる層にある、線維芽細胞によって生成される物質です。

線維芽細胞は加齢や間違った生活習慣、乾燥や紫外線のダメージなどによって機能が低下していきます。

このため、これらの原因に心当たりのある方は、その部分を改善する必要があるでしょう。

肌が乾燥しているから

肌が乾燥していると、小じわも含めてあらゆるシワができやすくなってしまう恐れがあるでしょう。

ほうれい線もシワの一種であるため、肌が乾燥していると濃くなってしまいます。

肌の乾燥の原因は、乾燥肌などの元々の体質や、生活習慣や環境などが挙げられます。

生活習慣や環境が原因と判断できる場合は、その原因を改善していただくのが良いでしょう。

若いのにほうれい線が目立つ時の対処法

若いのにほうれい線が目立つ時の対処法

若いのにほうれい線が目立つ時の対処法は、以下の通りです。

若いのにほうれい線が目立つ時の対処法
  • 保湿重視のスキンケアアイテムを使用する
  • 笑いグセや咀嚼グセを見直す
  • 猫背や頬杖・寝相など姿勢のクセも見直す
  • ほうれい線治療を受ける

対処法については、以下でそれぞれ解説します。

保湿重視のスキンケアアイテムを使用する

保湿が不十分で肌が乾燥していると、若くてもほうれい線が目立ちやすい傾向にあります。

そのため、保湿を重視したスキンケアアイテムを使用し、乾燥を防ぐことも一つの対策です。

こうした保湿はほうれい線のケアに限らず、美肌ケア全般に繋がるため、実践すべきといえるでしょう。

笑いグセや咀嚼グセを見直す

笑うのは良いことですが、あまりにも笑い過ぎているという場合は、現状の笑いグセを見直し、控えめに笑うようにしましょう。

また、片側だけで噛むなどの咀嚼グセがある場合、左右片方のほうれい線だけが濃くなる可能性があります。

現時点でそのような状態になっている場合は、咀嚼グセも見直すようにしましょう。

猫背や頬杖・寝相など姿勢のクセも見直す

猫背になると、顔が下を向いている時間が長くなります。

顔が下を向くと、顔の筋肉や皮膚が重力によって前方に引っ張られ、ほうれい線が濃くなる恐れがあります。

また、頬杖をつく癖があると、頬杖をつく側のほうれい線だけが濃くなる可能性が高まってしまうでしょう。

片方のほうれい線だけが濃くなると、そのほうれい線が目立ちやすくなったり、左右のバランスの不均衡によっても、印象が悪くなってしまう恐れがあります。

このため、頬杖をつく癖も見直し、改善するようにしましょう。

寝相については、顔の左右片方だけを圧迫する癖があると、圧迫している側だけ皮膚の老化が進む可能性が高まり、ほうれい線が濃くなってしまいます。

また、うつ伏せで寝る習慣があると、顔全体に摩擦のダメージが蓄積されてしまうため、左右両方のほうれい線が濃くなる原因となります。

こうしたダメージを防ぐためには、仰向けで寝ることが重要です。

しかし、寝ている時の動きは当然コントロールできず、適度な寝返りを打つことは疲労回復にも繋がり良いことといえます。

そのため、「寝ている間常に仰向けでいる」必要はなく「寝つくまでの間は仰向けでいる」ことを意識しましょう。

ほうれい線治療を受ける

短期間で変化を実感しやすい対策としては、美容クリニックでのほうれい線治療が挙げられます。

若い方にも適したほうれい線治療としては、糸リフトやハイフ、ヒアルロン酸注射や貴族フィラーなどが挙げられます。

糸リフトやハイフは、皮膚のたるみを持ち上げることで、ほうれい線の改善を図る治療です。

ヒアルロン酸注射や貴族フィラーは、ほうれい線の窪みを内側から持ち上げることで、ほうれい線の改善を期待できる施術です。

それぞれの治療方法の詳細は後ほど詳しくご紹介します。

片岡院長

当院もこれらのほうれい線治療に対応しているため、興味をお持ちいただけたらぜひお気軽にカウンセリングへお越しください。

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若い人でも行えるほうれい線治療

若い人でも行えるほうれい線治療

若い方でも行えるほうれい線治療を一覧にすると、以下の通りです。

若い人でも行えるほうれい線治療
  • 糸リフト
  • ハイフ
  • ヒアルロン酸注射
  • 貴族フィラー

以下で、上記それぞれのほうれい線治療について解説します。

糸リフト

糸リフトの施術では、専用の注射器を使用して、皮膚の中に糸を挿入します。

この糸にはコグと呼ばれる突起が付いており、この突起に皮膚を引っ掛けることにより、皮膚を持ち上げることや、特定の方向に引っ張ることが可能です。

糸リフト

ほうれい線治療の場合は、たるんでいる頬の皮膚を引っ張ってハリを出すことにより、症状の改善を図ります。

切開不要の「切らない」治療であるため、傷跡も目立ちにくく、施術を受けたことが周囲にバレにくいこともメリットといえるでしょう。

ハイフ

ハイフ(HIFU)の施術は、正式名称を「高密度焦点式超音波」といいます。

以下図のように、複数の超音波をV字で一点に集めることにより、途中の層にダメージを与えず、ターゲットとなるSMAS筋膜と、その周辺のみに熱エネルギーを与えることが特徴です。

ハイフ

ほうれい線の原因となる皮膚のたるみは、SMAS筋膜のたるみが根本的な原因となっています。

SMAS筋膜に熱を与えて収縮させることで、たるみの改善を図れば、ほうれい線の改善も期待できるでしょう。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射の施術では、ほうれい線のくぼみにヒアルロン酸を注入します。

注入されたヒアルロン酸は内部から皮膚を押し上げるため、窪みが浅くなって、ほうれい線の改善を期待できます。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は、数カ月〜1年程度で体内で分解されて排出される傾向にあります。

このため、半年〜1年程度で再治療が必要となりますが、万が一失敗してしまった場合でも元に戻ることがメリットです。

貴族フィラー

貴族フィラーとは、ほうれい線の改善のためのヒアルロン酸注入の施術です。

ほうれい線の根元にある、小鼻のへこみ部分である「鼻翼基部」にヒアルロン酸を注入します。

貴族フィラー

貴族フィラーの施術は特に、小鼻が頬に埋もれていることで、若くしてほうれい線が目立ってしまっている方に適しています。

また、ほうれい線の改善だけでなく、鼻を高く見せる効果・鼻を小さく見せる効果も期待できることが特徴です。

肌の症状によってほうれい線の治療方法を使い分けよう

肌の症状によってほうれい線の治療方法を使い分けよう

ここまで紹介してきたほうれい線の治療方法は、肌の症状によって使い分けることが大切です。

たとえば、皮膚のたるみが原因でほうれい線が目立つ場合は、糸リフトハイフが適しています。

ハイフは糸リフトよりも大きな変化を期待できるため、たるみの度合いが大きい場合は、ハイフが有力な選択肢となります。

たるみ以外の原因でほうれい線が目立っている場合、適した施術はヒアルロン酸注射貴族フィラーです。

貴族フィラーは、特に鼻横のくぼみをピンポイントで持ち上げるため、くぼみが深い場合は貴族フィラーが適しています。

片岡院長

「どの施術が自分に合っているかわからない」と迷う場合は、ぜひカウンセリングでお気軽にお尋ねください。

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若いのにほうれい線が目立つことに関するQ&A

若いのにほうれい線が目立つことに関するQ&A

若いのにほうれい線が目立つことに関して、よくある質問は以下の通りです。

若いのにほうれい線が目立つことに関するQ&A
  • 若いのにほうれい線ができる理由とは?
  • ほうれい線が目立たない人の特徴とは?
  • 20代でほうれい線が気になったらどうしたらいい?

以下で、上記それぞれの質問について解説します。

若いのにほうれい線ができる理由とは?

若いのにほうれい線ができる理由は、「先天的な原因」と「後天的な原因」に大別できます。

先天的な原因は「骨格・頬の肉付き」などで、後天的な原因は主に「生活習慣」です。

先天的な原因は年齢に関係がないため、若くしてほうれい線ができる原因として、大きい割合を占めます。

後天的な原因については、若いうちはダメージの蓄積が少ない傾向にあります。

そのため、若くしてほうれい線ができる原因としては、中高年の方々と比較すると少なくなるでしょう。

しかし、生活習慣の問題があまりにも大きかった場合は、若い方でも後天的な原因でほうれい線が目立つことがあるため、注意が必要です。

ほうれい線が目立たない人の特徴とは?

ほうれい線が目立たない人の特徴は、以下の通りです。

ほうれい線が目立たない人の特徴
  • 頬骨の位置が低い
  • 口が前に突き出ていない
  • 太り過ぎ・痩せ過ぎでない
  • 顔の靭帯・SMAS筋膜のたるみがない
  • 表情筋が過剰に発達していない
  • スキンケアを適切に行っている
  • 肌が乾燥していない(乾燥肌でない)
  • 紫外線対策(UVケア)を行っている
  • うつぶせでなく仰向けで寝るようにしている

これらの条件を多く満たすほど、ほうれい線が目立ちにくくなる傾向にあります。

20代でほうれい線が気になったらどうしたらいい?

20代でほうれい線が気になったら、まずは以下のような「自力でできる改善方法」を実践しましょう。

自力でできるほうれい線の改善方法
  • 保湿をしっかりする
  • 紫外線ケアを適切に行う
  • 適度に顔の筋肉を使う
  • 栄養バランスのとれた食生活を続ける
  • 生活リズムを規則正しくする

大部分の対策は、ほうれい線以外の肌トラブルにも効果を期待できます。

ただし、これらの対策を実践しても、生まれつきの骨格や筋肉の付き方などが原因の場合には改善に限界があります。

そのような場合は、美容クリニックでのほうれい線治療を検討していただくのも良いでしょう。

あわせて読みたい

20代でのほうれい線対策については、上記の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

【まとめ】
若いのにほうれい線が目立つ原因と対処法

【まとめ】若いのにほうれい線が目立つ原因と対処法

若いのにほうれい線が目立つ原因には「生活習慣の原因」と「生まれつきの原因」があります。

生活習慣の原因については、乾燥・紫外線などによるダメージの軽減、笑いグセや悪い姿勢などの改善を図ることが一つの対策です。

生まれつきの原因は骨格や肉付きなどですが、こうした原因は自分自身での改善ができないため、美容クリニックでの治療が有効な選択肢の一つとなるでしょう。

クリニックでの治療は短期間での改善を期待できるため、生活習慣が原因の場合にも有効なほうれい線対策といえます。

当院・ラムールクリニックでは、糸リフトやハイフ、ヒアルロン酸注入や貴族フィラーなど、様々なほうれい線治療の施術が可能です。

カウンセリングでは患者様のお悩みをじっくりとお聞きし、お顔の状態に適した治療をご提案させていただきます。

片岡院長

当院のほうれい線治療に関心をお持ちいただけた方は、ぜひお気軽にカウンセリングにお越しください。

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