糸リフトとボトックスは同時施術できる?適切な間隔と順番を解説

「糸リフトとボトックス、どちらも受けてみたいけれど、同時にできるの?」「効果を最大限に高めるには、どのくらいの間隔を空けるのが理想的?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、糸リフトとボトックスは同時施術も可能です。しかし、それぞれの薬剤や施術の特性を理解し、適切なタイミングで受けることが、理想のフェイスラインへの近道となります。
本記事では、糸リフトとボトックスの相性の良さや、同時施術のメリット、そして気になる「施術間隔」の目安について詳しく解説します。
- 糸リフトとボトックスは作用する層が異なるため、同時施術が可能で相乗効果を期待できる
- 基本的には、「糸リフト→ボトックス」の順番が効率的
- ボトックスを先に受けている場合、糸リフトまでの間隔は2週間〜1ヶ月程度が目安
- ダウンタイムを一度にまとめられるため、忙しい方にも同時施術は向いている
- 最適な施術プランは骨格・筋肉・脂肪量によって異なるため、まずはカウンセリングで医師に相談を
片岡院長当院の糸リフトとボトックスの併用については、以下のページをご参照ください。
この記事の監修医師
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糸リフトとボトックスは相性がいい?

糸リフトは「トゲのついた糸を挿入し、物理的にたるみを引き上げる」施術であり、ボトックスは「筋肉の動きを抑制し、ボリュームを抑えたりシワを改善したりする」施術です。
| 糸リフト | ボトックス | |
|---|---|---|
| アプローチ | 皮下組織に糸を挿入して物理的に引き上げる | 筋肉に薬剤を注入して動きを抑制する |
| 主な作用 | たるみの改善・コラーゲン生成促進 | シワの改善・エラ張り・フェイスラインの縮小 |
| 効果の実感タイミング | 施術後腫れが引いた段階 | 1〜2週間 |
| 持続期間 | 1年程度(糸の種類により前後) | 約3〜6ヶ月(製剤により異なる) |
上記のとおり2つの施術方法ははアプローチも作用も異なるからこそ、お互いの弱点を補い合える可能性があるといるでしょう。
糸リフトだけではシワを改善できず、ボトックスだけではたるみの改善には限界があります。
糸リフトで土台をグッと引き上げ、ボトックスでエラの張りや表情ジワを抑えることで、小顔・リフトアップ・シワ改善を同時に、かつ自然に叶えることが期待できるでしょう。
片岡院長患者様の状態や希望にもよりますが、糸リフトとボトックスの組み合わせ施術を実施しています。
糸リフトとボトックスの同時施術は可能?

「一度の来院でまとめて綺麗になりたい」という思いから、糸リフトとボトックスの同時施術を希望される方も多くいるのではないでしょうか。
ここでは、糸リフトとボトックスの同時施術について以下の項目に整理して解説します。
- 糸リフトとボトックスは同日施術が可能
- 糸リフトとボトックスの同時施術が選ばれる理由
- 施術の順番について
糸リフトとボトックスは同日施術が可能
糸リフトとボトックスの施術は、同日に受けることが可能です。
糸は皮下組織に、ボトックスは筋肉にと、お互いの作用する部位が異なるためです。
それぞれの効果がお互いに悪影響を及ぼすことも、通常の経過であれば基本的にないと考えられます。
ただし、体調や肌の状態によっては施術のタイミングを分けるべきケースもあるため、事前のカウンセリングでの診断が不可欠です。
片岡院長施術の順番やタイミングについては患者様の状態や希望によって異なりますので、カウンセリングで確認しながら施術計画を立てていきましょう。
糸リフトとボトックスの同時施術が選ばれる理由
まず挙げられるメリットは、「ダウンタイムが一度で済む」ことです。
仕事やプライベートでまとまった休みが取りにくい方にとって、通院回数や術後の腫れケアを一本化できるのは大きな魅力です。
また、ボトックス注射の効果を実感できるまでにかかる期間は、基本的に1~2週間程度ですが、糸リフトであれば腫れが引いた段階で効果を実感可能です。
ただし、エラボトックスの場合は効果を実感できるまでに1か月程度かかることが多いでしょう。
すぐに効果を感じやすい点でも、両施術の同時実施は魅力的だといえます。
ただし、糸リフトとボトックスの効果持続期間には違いがあります。
そのため、最初は同日に受けたとしても定期的なメンテナンスはそれぞれ別のタイミングで必要になる点には注意しましょう。
片岡院長基本的にはボトックスの方が効果が薄れるタイミングが早いため、ボトックスのメンテナンスで先に通院するケースが多いでしょう。
施術の順番について
同日に施術を行う場合、一般的には「糸リフトを先に行い、その後にボトックスを注入する」という順番が推奨されます。
糸リフトでたるみを引き上げて顔全体の形を物理的に整えた後に、バランスを見ながらボトックスを必要なポイントへ細かく調整することで、より左右差の少ない美しいラインを作ることができます。
ただし、国際的な皮膚科医・外科医による国際専門家パネル(BALI)のコンセンサス論文(Moon et al., 2021)では、ボトックスを最初のセッションで先に行い、2週間後にフィラーまたは糸リフトを行うことを推奨する見解も示されています。
施術の順番については、クリニックによく相談することが大切でしょう。
片岡院長どちらを先に施術するか患者様に決めていただく必要はありませんので、まずはクリニックに相談してみましょう。
糸リフトとボトックスを別々に受ける際の間隔について

スケジュールやご予算の都合で糸リフトとボトックスを別々の日に受ける場合、推奨される施術間隔の目安があります。
ここでは、施術感覚の目安について以下の項目に整理して解説します。
- ボトックスが先なら2週間~1ヶ月程度が目安
- 間隔が短すぎるとどうなる?
- 間隔を長めに空けるべきケース(体質・過去の施術状況による判断)
ボトックスが先なら2週間~1ヶ月程度が目安
ボトックスを先に打っている場合は同日施術は避けて、薬剤の効果が発現し安定するまで2週間~1ヶ月程度の間隔を空けてから糸リフトを受けることが推奨されます。
特にエラボトックスは、筋肉のボリューム変化が完全に現れるまでに時間がかかります。
変化が落ち着いた状態でフェイスラインを確認してから糸リフトの施術計画を立てると、より精度の高いリフトアップが期待できます。
片岡院長適切な間隔については、施術を依頼する医師とよく話し合って決めましょう。
間隔が短すぎるとどうなる?
「早く追加で打ちたい」と思っても、間隔を詰めすぎるのは要注意です。
糸リフトとボトックスを別々に受ける場合、間隔を詰めすぎるとボトックス効果を正確に評価できないまま、糸リフトの施術をすることになってしまいます。
ボトックスの効果と筋肉の変化が落ち着いた状態で糸リフトを受けることで、より正確な引き上げデザインが可能になるでしょう。
焦って次の施術を重ねるよりも、適切な間隔を守ったうえで次のステップに進むほうが、結果的により良い仕上がりにつながるでしょう。
片岡院長美容医療への投資を長期的に活かすためにも、適切な間隔を守ることが重要です。
間隔を長めに空けるべきケース
もともと腫れやすい体質の方や、過去の他院での施術で強い内出血が出た経験がある方などは、無理をせず目安よりも長めに期間(1ヶ月半〜2ヶ月程度)を空けることをおすすめします。
焦って次の施術を重ねるよりも、腫れや内出血が落ち着いた状態で次のステップに進むほうが、結果的に効率的に綺麗になれるためです。
自分にとって最適な施術の間隔がどれくらいなのかは、医師に相談して提案してもらうとよいでしょう。
片岡院長間隔が短すぎると、腫れや内出血が残った状態での施術となり、仕上がりの評価や精度に影響する可能性があります。体質や回復状況に合わせて、計画的に施術を進めていきましょう。
糸リフトとボトックス併用のメリットと相乗効果

ここでは、糸リフトとボトックスを組み合わせることで期待できる具体的なメリットを以下のとおり解説します。
- 小顔効果の向上
- シワとたるみへの同時ケア
小顔効果の向上
糸リフトとボトックスを組み合わせるメリットとしてまず考えられるのが、小顔効果の向上です。
顔を大きく見せている原因は、必ずしも一つではありません。
加齢による「たるみ」と、咬筋(こうきん)の肥大による「エラの張り」の両方が原因であるケースもあります。
糸リフトで横方向に引き上げても、エラの筋肉(咬筋)が発達したままだと、患者様が求める顔のラインに近づけないこともあるでしょう。
ボトックスでエラを小さくし、糸でたるみをケアすることで、より高い小顔効果を期待できます。
片岡院長糸リフトとエラボトックスを組み合わせると、縦にも横にもスッキリした印象に近づけます。
シワとたるみへの同時ケア
シワとたるみへの同時ケアも、併用に期待できる効果の一つです。
糸リフトが得意とするのは「位置の修正」ですが、眉間のシワや額の横ジワなど表情の変化に伴う肌への影響は、糸だけではうまくケアしきれません。
糸で頬のたるみ(下垂)を物理的に引き上げつつ、ボトックスで筋肉の過剰な動き(シワの原因)を和らげることで、より自然で美しいフェイスラインを追求できます。
片岡院長糸リフトとボトックスの併用が適切かどうか気になっている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
糸リフト+ボトックスが向いているケース

以下のような状態に当てはまる方は、糸リフトとボトックスの併用が向いている可能性があります。
- フェイスラインのたるみとエラの張りの両方が気になる方
- たるみとともに、眉間・額・目尻などの表情ジワも気になる方
- いずれかの施術を受けたことがあり、効果に物足りなさを感じている方
また、忙しくてなかなかまとまったダウンタイムをとりにくい方の場合は、糸リフトとボトックスの同時施術も適しているでしょう。
片岡院長まずはカウンセリングで,ご自身のお顔の状態を確認することをおすすめします。
糸リフトとボトックス併用の注意点とポイント

効果が高い組み合わせ治療だからこそ、知っておくべき注意点も存在します。
ここでは、安全に施術を受けるためのポイントを以下のとおり整理しました。
- ダウンタイム中の副作用
- 施術後のアフターケア
- クリニック選びのポイント
ダウンタイム中の副作用
糸リフトとボトックスの副作用・ダウンタイムは、それぞれ異なる症状として現れます。
糸リフト後に多く見られる症状は、施術部位の2日~2週間程度の腫れ・内出血・痛みと1週間程度のひきつれ感です。
糸を挿入した直後は頬や顎下にツッパリ感が出ることがありますが、糸が組織に馴染むにつれて徐々に落ち着いていきます。
また、まれに施術部位に一時的な凹凸が生じることがありますが、こちらも2週間〜1ヶ月程度で改善されるのが一般的です。
ボトックスのダウンタイムでは、注射部位に内出血が出る場合がありますが、メイクでカバーできる程度であることがほとんどです。
片岡院長いずれの症状も正常な経過の一部であり、過度に心配する必要はありませんが、症状が長引く場合や悪化する場合は、速やかにご相談ください。
施術後のアフターケア
糸リフトとボトックス、それぞれの術後に注意すべき点をまとめました。
| 糸リフト | ボトックス | |
|---|---|---|
| 洗顔・シャワー | 翌日から可能 | 翌日から可能 |
| メイク | 翌日から可能 | 施術直後から可能 |
| 入浴 | 施術後腫れが引いた段階から可能 | 当日から可能だが、長時間の入浴やサウナは控える |
| 運動 | 術後2週間〜1ヶ月は控える | 当日は控える |
| マッサージ | 1ヶ月程度は控える | 24時間は控える |
| 飲酒 | 2〜3日程度は控える | 当日は控える |
ただし、具体的には施術を担当した医師の指示や説明をしっかり聞いて、安静にして過ごしましょう。
片岡院長気になる症状が続く場合や想定外の変化が生じた場合は、お早めにご相談ください。
クリニック選びのポイント
糸リフトとボトックスの併用は、単にどちらも打てば良いというものではありません。
患者様一人ひとりの「骨格・脂肪量・筋肉の強さ」を見極め、最適な糸の本数とボトックスの単位数を見定める技術が求められます。
「安さ」だけで選ぶのではなく、症例写真やカウンセリングでの説明に納得できる、リフトアップに関して経験豊富なクリニックを選ぶことが大切でしょう。
片岡院長当院では、患者様の状態やお話をカウンセリングにてしっかりと確認して、施術計画の提案につなげています。
「糸リフト×ボトックス治療」ならラムールクリニックへ

糸リフトとボトックスの併用治療をご検討中であれば、小顔・リフトアップ治療を得意とするL’amour clinic Tokyo(ラムールクリニック東京)へご相談ください。
当院の糸リフトとボトックスの併用治療の特徴は、以下のとおりです。
- オーダーメイドの組み合わせ提案
- 痛みに配慮した施術体制
- 自然な仕上がりへのこだわり
- カウンセリングから当日までの丁寧なサポート
当院では、WPCLという糸とボトックス or ヒアルロン酸注入を患者様のたるみ・筋肉の状態に合わせて提案する「パーフェクトフェイスライン」のメニューをご提供しています。

また、丁寧なカウンセリングのうえで、納得いくまでメリット・デメリットをご説明し、施術の判断をしていただくことも当院が大切にしているポイントです。
片岡院長当院の糸リフトやボトックスの概要については、以下のページをそれぞれご覧ください。
糸リフトとボトックスに関するよくある質問

ここでは、糸リフトとボトックスの併用に関して、カウンセリングでよくいただくご質問にお答えします。
- エラボトックスと糸リフト、どっちが先がいい?
- 糸リフト+ボトックスの効果はどのくらい続きますか?
- 同時に受けると費用はどうなりますか?
エラボトックスと糸リフト、どっちが先がいい?
基本的には、糸リフトを先に行いその後ボトックスを注入する順番が一般的です。
糸リフトで顔全体の引き上げ状態を確認したうえで、ボトックスの注入位置や量を決定することができるためです。
一方で、患者様の状態からボトックスを先に実施したほうが良い場合や既にボトックスを受けている場合は、2週間~1カ月程度空けて糸リフトを実施します。
片岡院長患者様の状態によって最適な順番は変わります。まずはカウンセリングで医師にご相談のうえ、プランを決めていくとよいでしょう。
糸リフト+ボトックスの効果はどのくらい続きますか?
糸リフトの引き上げ効果は半年〜1年半(溶けた後のハリ感はさらに継続)、ボトックスの効果は3〜4ヶ月程度が一般的です。
併用することで、リフトアップ効果の「戻り」を緩やかにする効果が期待できます。
通常の経過であればボトックスの効果が先に弱まるため、数か月程度でメンテナンスの通院をしていただきます。
片岡院長適切な通院頻度は、患者様によっても異なります。また、施術から時間が経っていなくても、不安点があれば気軽に医師へ相談しましょう。
同時に受けると費用はどうなりますか?
糸リフトとボトックスを同時に受けると、各施術の合計料金から割引されるケースもあります。
ただし料金設定はクリニックによって異なるため、詳しくは施術を受ける予定のクリニックに確認してみましょう。
片岡院長同時施術であればダウンタイムをまとめられますので、同じ料金でもタイムパフォーマンスはよくなります。
【まとめ】最適なタイミングで希望のフェイスラインへ

今回は、糸リフトとボトックスの併用について、同時施術や施術の順番など幅広い視点で解説しました。
今回の内容をまとめると、以下のとおりです。
- 糸リフトとボトックスは同時施術が可能で、相乗効果を期待できる。
- 基本的には糸リフトを先にするのが効率的
- ボトックスを先に受ける場合、2週間〜1ヶ月程度が間隔の目安。
- ダウンタイム中は基本を守り、医師の指示に従って安静にすることが大切
- 失敗を避けるためには、技術と経験が豊富にあるクリニック選びが重要
糸リフトとボトックスは、相補的に働くことで効果の向上を期待できる組み合わせです。
当院でも糸リフトとボトックスの組み合わせ施術に対応しているため、まずはお気軽にご相談ください。
片岡院長当院の糸リフトやボトックスの概要については、以下のページをそれぞれご覧ください。
- Aliyeva A. Synergistic facial rejuvenation with PDO threads and Botulinum Toxin A for aging skin. Case Reports in Plastic Surgery & Hand Surgery. 2025;12(1):2546528. doi:10.1080/23320885.2025.2546528. PMC12340935.
- Moon H, Fundaro SP, Goh CL, Hau KC, Paz-Lao P, Salti G. A Review on the Combined Use of Soft Tissue Filler, Suspension Threads, and Botulinum Toxin for Facial Rejuvenation. Journal of Cutaneous and Aesthetic Surgery. 2021;14(2):147–155. doi:10.4103/JCAS.JCAS_119_20. PMC8423215.

