医療脱毛の痛みは耐えられない？原因や痛みを軽減する方法を紹介

脇やVIOなどのお手入れが楽になることから、女性から男性まで受ける方が多くなっている「医療脱毛」。

医療脱毛は美容目的だけでなく、老後の介護を見据えてVIOを脱毛する方もいるため、施術を受ける方の年齢層も幅広くなっています。

しかし、脇やVIOの医療脱毛に対して、「痛みが耐えられなくて途中で施術を終えてもらった」など、施術中の痛みに不安を持つ方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、医療脱毛で痛みに耐えられない原因や痛みを軽減する方法について、解説していきます。

医療脱毛の痛みについて、理解を深めて少しでも不安を解消した状態で施術を受けられるようにしましょう。

この記事の執筆者

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医療脱毛の耐えられない痛みの原因

医療脱毛の耐えられない痛みの原因について、以下の点をご紹介します。

それぞれの痛みの原因について、以下にて詳しく解説していきます。

熱破壊式の脱毛器だから

熱破壊式の脱毛器を使用していることが、痛みに耐えられない原因の1つとして考えられます。

熱破壊式の脱毛器は、高出力でレーザーを照射することで永久脱毛や施術回数をできる限り少なくさせることが期待できる脱毛方法です。

ただし、高出力でレーザーを照射するため、毛根部のメラニンに反応したときの熱量も大きくなり、感じる痛みも強くなる恐れがあります。

痛みのイメージは、「ゴムで弾かれたような瞬間的痛み」や「針で刺さるようなチクリという痛み」「ヒリヒリと持続した痛み」など人によって感じ方が違います。

使用機器に関するご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。

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太い毛が多く生えているから

太い毛が多く生えている場合は、レーザーに反応するメラニンも多いため、強い痛みを感じやすい傾向があります。

脱毛で使用するレーザーは、毛根部のメラニンに反応して熱を発することで脱毛を促進させますが、毛が太いと反応するメラニンも太くなるため、熱量が大きくなり痛みを感じやすくなります。

また、毛量が多い場合もメラニンが密集しているため、狭い範囲での熱量が大きくなり、感じる痛みが強くなる恐れがあるでしょう。

太い毛が多く生えている場合は、上記の2点の痛みが複合されるため、耐えられないほどの痛みになる可能性があります。

ホルモンバランスの乱れがあるから

ホルモンバランスの乱れがある場合も、脱毛の痛みに耐えられない可能性があります。

そもそもホルモンバランスに乱れがある方は、個人差はありますが、強い痛みを感じると言われています。

また、ホルモンバランスに乱れがあるとストレスも感じやすくなるため、持続する痛みや施術自体に苦痛を感じることもあるでしょう。

ホルモンバランスの乱れは、自分では把握しにくく施術前の対策を行うことが難しいこともあり、耐えられない痛みにつながる特徴のひとつであるため、注意が必要です。

日焼け・乾燥など肌の状態が悪いから

日焼け・乾燥など肌の状態が悪い時に脱毛の施術を受けることも、脱毛時の耐えられない痛みの原因の1つです。

脱毛に使用するレーザーは黒い色素に反応しますが、日焼けしていると毛以外の肌に反応する場合もあるため、広い範囲で痛みを感じる恐れがあります。

また、日焼けでダメージが残っていると、レーザーによるダメージが更に加わることになるので痛みを感じやすくなります。

乾燥した肌であっても、肌のバリア機能が低下している状態なので、レーザーによるダメージを受けやすく痛みを感じやすくなるでしょう。

肌の状態が悪いと、施術中や施術後の肌トラブルを引き起こす可能性もあるため、肌の状態を整えておくことが大切です。

医療脱毛の痛みを耐えにくい部位

医療脱毛の痛みについて、耐えることが難しい主な部位は以下の通りです。

それぞれについて、詳しく解説していきます。

太い毛が密集している「脇」

脇の毛は、他の部分の毛と比較すると、太い毛が密集しているため、脱毛時の痛みが強い傾向があり、人によっては耐えることが難しい部位です。

脇は皮膚が薄く、痛みを感じやすい部分でもあります。

また、脇にかかわらず毛が太いと、毛根部のメラニンにレーザーが反応したときの熱量も大きくなるため、痛みも強く感じる恐れがあります。

毛量も多いことで、狭い範囲に対してレーザーの照射回数や時間も長くなる傾向にあるため、痛みをより感じやすくなり耐えられない恐れもあるでしょう。

神経が密集して皮膚が薄い「顔面」

顔面には神経が密集し、皮膚も薄いため強い痛みを感じやすい部分で、特に口と目の周りは痛みを感じやすいでしょう。

もしイメージが湧かない方は、鼻下や目元をつねると他の部位よりも痛みを感じやすいことがわかるかと思います。

つねった時の痛みが強いということは、脱毛時も痛みが強く感じやすい部位とイメージが湧くのではないでしょうか。

また、顔面の皮膚は薄く骨も近いため、レーザーによる弾くようなイメージの痛みだけでなく、骨に響くような痛みを感じる患者様もいます。

太い毛が密集して皮膚がデリケートな「VIO」

VIOも脇と同様に太い毛が密集しているため、脱毛時の痛みが強い傾向があり、痛みを耐えにくい部位です。

VIOは皮膚が薄い部分が多く、血管や神経も集中しているため、痛みを感じやすい部位でもあります。

VIOは皮膚が薄いだけでなく骨も近いため、レーザーによる弾くようなイメージの痛みだけでなく、骨に響くような痛みを感じる患者様もいます。

また、VIOは「Vライン」「Iライン」「Oライン」とありますが、全てのラインに耐えられない痛みを感じる方もいれば、1箇所のラインだけ耐えられないという方など様々です。

医療脱毛で痛みに耐えられない人の特徴

医療脱毛で痛みが耐えられない人もいるため、そういった方の特徴について紹介していきますのでご参考にしてください。

医療脱毛で痛みに耐えられない人の特徴は、主に以下の通りです。

それぞれの特徴について、詳しく解説していきます。

敏感肌である

敏感肌の方は、通常の人よりも肌のバリア機能が弱く、表面の角質層が薄い傾向があるため、刺激を感じやすくなっています。

そのため、脱毛器のレーザーによる刺激についても、痛みを強く感じる可能性があります。

乾燥肌も、敏感肌の1つの症状とお考えください。

毛が濃く剛毛である

毛が太い・毛量が多い・剛毛という方は、痛みを感じやすいでしょう。

脱毛器のレーザーは、メラニンに反応させた熱によって脱毛を促進させますが、毛が太い・毛量が多い・剛毛という方は反応するメラニンも多くなるので痛みを感じやすくなります。

毛が太い方や毛量が多い方は、レーザーの出力自体も高くする必要もあり、より痛みを感じやすくなる可能性が考えられます。

生理前や生理中である

生理前や生理中の方は、ホルモンバランスが乱れている可能性もあり、痛みを感じやすくなる傾向にあります。

また、ストレスが溜まりやすい状態でもあるので、弱い痛みでも施術自体を耐えられない患者様もいます。

生理中は、痛みを感じやすいことやVIOなど施術部によっては施術自体もしにくくなることから、施術をお断りしているクリニックもあるため、事前に相談しておくと良いでしょう。

花粉症やアレルギーの症状が出ている

花粉症やアレルギー症状が出ている場合は、乾燥肌などの敏感肌になっていることもあるため、痛みを強く感じる場合があります。

特に花粉症の方は、ティッシュの刺激や目を掻いたことにより、肌荒れを起こしていることも考えられ、レーザーによるダメージを更に加えることになるため、耐えられない痛みになる恐れもあります。

担当する医師に、花粉症であることやアレルギー症状が出ていることは、施術前に相談しておくと良いでしょう。

医療脱毛の耐えられない痛みを軽減する方法

医療脱毛の耐えられない痛みを少しでも軽減する方法について、以下の点を紹介します。

少しでも痛みに不安のある方は、この方法を実践して頂けると良いでしょう。

以下にて、詳しく解説していきます。

麻酔を使用する

医療脱毛は、医療機関で行っているため施術中に様々な麻酔を使用することができます。

施術中の痛みに耐えられない人や痛みについて不安がある方は、麻酔を使用することも検討すると良いでしょう。

クリニックにより扱っている麻酔に違いはありますが、以下のようなものがあります。

麻酔は、追加料金がかかるクリニックもありますが、お手軽に使用できるように金額設定をしているクリニックも多いため、痛みに不安のある方は使用することをおすすめします。

局所麻酔は、広範囲での使用ができないため、使用できるかはクリニックに相談してみると良いでしょう。

日焼けに気をつける

レーザーは、メラニンだけでなく黒いものに反応するため、脱毛を検討している方は日頃からの日焼け対策が大切です。

日焼けをしすぎている場合は、そもそも施術を受けることができない恐れもあります。

日焼けはすぐに解消できるものでもないので、脱毛を検討している方は季節や天気など関係なく、施術前から日焼け対策を心がけましょう。

仕事やスポーツなど日焼けしやすい環境で生活している方は、施術前にしっかり相談しておくことも大切です。

日ごろから保湿ケアを行う

乾燥肌や肌トラブルの状態で、施術を受けることがないように、日ごろから保湿ケアを徹底しましょう。

保湿ケアというと、顔だけしっかりしている方もいますが、施術を検討している部位もしっかり行っておくと良いでしょう。

VIOの保湿ケアを怠っている方が多い傾向にあるため、VIOの脱毛を検討している方は、ボディークリームやワセリンなどを使用し、VIOの保湿ケアを忘れずに行ってください。

生理前・生理中の施術は避ける

生理前や生理中は、お肌が敏感になっている可能性やストレスで弱い痛みでも施術自体に耐えられない可能性もあるため、施術は控えましょう。

そもそも生理中の方は、施術を受けられないというクリニックがあるほどです。

痛みに対する影響以外にも、生理によって体調面で施術を断念する可能性もあるため、医師としっかり相談して施術日を決めることをおすすめします。

痛みを感じにくい脱毛器を選ぶ

耐えられないほどの痛みを軽減するには、痛みを感じにくい脱毛器を取り扱っているクリニックを選ぶといいでしょう。

冷却機能をもつ熱破壊式の脱毛器があり、レーザー照射直後に施術部を冷却しながら施術を行うことで痛みを軽減することが期待できます。

冷却機能付きの熱破壊式の脱毛器を導入していないクリニックもあるため、施術前にクリニックの公式サイト等で確認しておくといいでしょう。

なお、ラムールクリニックの医療脱毛の詳細は、以下よりご確認いただけます。

熱破壊式ではなく蓄熱式の脱毛器は施術回数が多くなるデメリットはありますが、痛みを軽減する効果が期待できるため、できるだけ痛くない施術を受けたいという方におすすめです。

医療脱毛の痛みに関するQ&A

医療脱毛の痛みに関して寄せられることの多いご質問は、以下の通りです。

それぞれのご質問に詳しく回答していきます。

医療脱毛後に痛みは残りますか？

医療脱毛後の痛みについて、施術当日はじんわりした痛みが残る恐れがあるでしょう。

施術中のような、耐えられないような痛みが施術後に残っていることはないと思っていただいて問題ないです。

じんわりした痛みも、次の日には緩和されている傾向にありますが、熱を持つような違和感を2〜3日程度感じる方もいます。

施術後にできる限り痛みを感じなくするために、施術部位を保冷剤などで冷やしてくれるクリニックもあります。

医療脱毛の痛みへの耐え方とは？

医療脱毛の施術中に痛みが強い場合は、施術を行っている医師や看護師に無理せず相談しましょう。

麻酔やレーザーの出力など、痛みを軽減する処置を行ってくれます。

また、少しでも耐えることができる痛みにするためにも、施術前には以下のセルフケアを行うことも大切です。

カウンセリングを受けて、当日に施術を行うクリニックもあるため、施術を検討されている方も日頃から上記のセルフケアを心がけてください。

医療脱毛は痛い方が効果ありますか？

痛みがあるからと言って、全ての痛みが脱毛の効果を高くしているということはありません。

痛みが強いと、レーザーの出力が高すぎる可能性もあり、やけどなどの副作用を生じると次の施術で炎症した部位を避けなければいけないため、施術回数が多くなってしまう恐れもあります。

また、施術中の冷却システムの設定が悪く、痛みを感じやすくなっている場合もあります。

痛みがあるということは脱毛効果を感じるひとつの指標にはなりますが、副作用や施術側の問題点の恐れもあるため、強い痛みの場合は施術を行っている医師や看護師に無理せず相談すると良いでしょう。

【まとめ】
医療脱毛で痛みで耐えられない場合はご相談ください

今回は、医療脱毛で耐えられない痛みに焦点を当て、原因や耐えにくい部位や痛みを軽減する方法などをご紹介させていただきました。

医療脱毛において、顔・脇・VIOなどは痛みが強くなる恐れもありますが、耐えられるような痛みに少しでもするためにも施術前から保湿ケアなどのセルフケアを行っておくことが大切です。

医療脱毛の耐えられないような痛みは、我慢せず施術を行っている医師や看護師の方に相談することで、麻酔やレーザーの出力調整を行ってくれるでしょう。

ラムールクリニックでは、患者様の様子や施術部の状態も見ながら、できる限り患者様の負担を減らすことができように心がけて施術を行っております。