脂肪吸引でリバウンドはしにくい｜戻る場合の原因や対策も解説！

陰圧ポンプで体内の脂肪細胞を吸い取ることで部分痩せが期待できる「脂肪吸引」。

しかし、せっかく脂肪吸引をしても、リバウンドしてしまったら元も子もありません。

脂肪吸引はダイエットと異なりリバウンドはしにくいですが、リバウンドしてしまうケースもあります。

本記事では、脂肪吸引でリバウンドがしにくい理由やリバウンドした場合に考えられる原因・対策を解説しています。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事の執筆者

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脂肪吸引でリバウンドがしにくい理由

脂肪吸引の施術後は、リバウンドしにくい身体になります。

その理由は脂肪細胞の数自体を減らすためであり、余程の暴飲暴食がなければ元の体型に戻ることはありません。

脂肪は、脂肪細胞が脂肪を溜め込むことで蓄積し、脂肪細胞の数が多いほど脂肪が蓄積されやすくなる仕組みです。

一般的なダイエットは、脂肪細胞の大きさを小さくするだけで細胞数は変化していないため、油断するとすぐ元の状態に戻ってしまいます。

ですが、脂肪吸引後では脂肪細胞の数が減少するため脂肪が蓄積しにくく、太りにくい体質になるのです。

ただし、絶対にリバウンドしないわけではなく、暴飲暴食によって残った脂肪細胞が以前よりも大きくなってしまうと、体型は元に戻ってしまうでしょう。

ですが、健康的な食生活であれば体型をキープし続けやすいので、運動・食事制限が苦手な人や理想のボディラインを維持したいという人にはピッタリの施術です。

脂肪吸引でリバウンドした場合に考えられる原因

脂肪吸引の施術後にリバウンドする原因として、具体的には以下が挙げられます。

それぞれの要因について詳しく解説していきます。

暴飲暴食をしているから

脂肪吸引後に暴飲暴食をすると、返ってリバウンドしてしまう恐れがあります。

脂肪吸引はダイエットよりもリバウンドのリスクが低いと言えますが、乱れた食生活を続けているとリバウンドの危険性は高まってしまいます。

脂肪吸引したからと言って安心するのではなく、最低限、暴飲暴食しないように気を付けましょう。

筋肉量が落ちてしまったから

筋肉量が落ちてしまうこともリバウンドにつながります。

筋肉量が少ないと基礎代謝が低くなり、その分カロリー消費がしづらい身体になってしまいます。

脂肪吸引後は筋肉量が減らないよう、適度に運動をして筋肉を保つよう心掛けましょう。

もちろん、医師から運動の許可が下りてから運動をするようにしてください。

残った脂肪が膨らんでしまったから

脂肪吸引後、残った脂肪が膨らむとリバウンドすることがあります。

脂肪吸引で脂肪を吸い出すとき、大抵の場合は脂肪をすべて取り除くのではなく、必要な分の脂肪は残します。

理由は、各個人によって吸引できる脂肪量が異なるからで、必要以上に脂肪を吸い取ってしまうと、見た目のバランスが悪くなってしまいます。

脂肪吸引後にリバウンドしないための対策

脂肪吸引の施術後にリバウンドしないようにする方法はいくつかあります。

上記の方法について、順番に解説していきます。

むくみを助長する食事を控える

施術後にリバウンドしない方法として、「むくみを助長する食事を控える」ということが挙げられます。

塩分には水分を溜め込む性質があり、過剰に摂取するとむくみの原因になってしまいます。

また厚生労働省は『日本人の食事摂取基準（2020 年版）』で、塩分摂取量の目標を公表しました。

その目安とされる塩分摂取量は男性が7.5g未満、女性が6.5g未満です。

特に味噌や醤油には塩分が多く含まれているものもあるため、注意した食事を心がけましょう。

バランスの良い食生活に切り替える

施術後にリバウンドしないようにするためには、「バランスの良い食生活に切り替える」ことも大切です。

間食は最低限にとどめ、タンパク質や炭水化物、ビタミンやミネラル、糖質などを偏りなく摂るように心がけてください。

和食は大豆や魚を使用した料理が多く、良質な栄養素が豊富に含まれています。

また、油の多い料理やジャンクフード、甘いスイーツが好きな方も多いかもしれません。

しかし高カロリーな食事を摂りすぎているとリバウンドにつながるため、できるだけヘルシーでバランスの良い食事を意識するようにしましょう。

適度な運動をする

施術後にリバウンドしないためにも、適度な運動は大事です。

運動習慣を身に着けると、筋肉量の減少を抑えられるだけでなく、基礎代謝が上がり、痩せやすい身体作りができます。

運動にはジョギングなどの有酸素運動を始め、筋トレやヨガなどさまざまな種類があります。

ご自身のその日の体調に合わせた運動を、日々の生活に取り入れるようにしましょう。

また、施術後しばらくは安静のため、基本的には運動ができなくなります。

医師から運動許可が下りたら、少しずつ身体を動かすと良いでしょう。

脂肪吸引でリバウンドしてしまった場合の対処法

脂肪吸引でリバウンドしてしまった場合の対処法として、以下の選択肢が挙げられます。

それぞれ詳しく解説します。

脂肪吸引の再施術を検討する

脂肪吸引後にリバウンドした場合、再施術を検討するのも手段の1つです。

特に「運動が苦手」「早く理想のスタイルに戻したい」という人は、脂肪吸引を受けるのも良いでしょう。

ただし、既にある程度の脂肪細胞を取り除いているため、再度大量に脂肪を吸引するのは難しいです。

ですが、リバウンドした体型よりはシャープな体型を目指すことは可能です。

脂肪吸引の再施術を受ける場合は、前回お願いしたクリニックであれば情報が既にある状態なので、話もスムーズに進みやすいでしょう。

もし、クリニックを変更したい場合は、脂肪吸引の施術経験の多い医師が在籍するクリニックを探しましょう。

別の医療痩身を検討する

「脂肪吸引後にリバウンドしてしまったけど、また脂肪吸引を受けるお金を用意できない」という人は、別の医療痩身を検討してみましょう。

脂肪吸引以外の医療痩身は、以下の通りです。

脂肪溶解注射はダウンタイムが短く、鼻やまぶたなど細かなパーツにもアプローチできます。

脂肪冷却は広範囲な部分痩せに適していますが、効果に時間がかかるため、即効性を求めている人にはやや不向きです。

このように医療痩身にも特徴や向いている人が異なるため、コストを抑えて医療痩身を受けたいという人は医師に相談しましょう。

消費カロリー＞摂取カロリーになるようにする

ダイエットの鉄則は、「消費カロリー＞摂取カロリーにすること」です。

今以上に体重を増やさないようにするためにも、消費カロリー以上に摂取カロリーを摂らないよう食事管理に気をつけましょう。

ただし、基礎代謝以下にカロリーを抑えてしまうと、身体が省エネモードになり、脂肪が燃焼されにくくなってしまいます。

また、栄養バランスを無視すると、骨がもろくなったり筋肉量が低下するなど、かえってリバウンドしやすい身体になるので注意が必要です。

カロリーは無理せず続けられる範囲内で抑え、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動も適度に取り入れることで、ダイエットが成功しやすくなるでしょう。

参考：ダイエット | e-ヘルスネット（厚生労働省）

脂肪吸引とダイエットの違い

人間の身体は食事をすることによって体内に栄養を摂り込みます。

摂り込まれた栄養は消化・吸収され、エネルギー源として身体を動かしたり、身体の一部となったりします。

余った栄養の一部が脂肪として細胞内に取り込まれ、細胞が大きくなったり小さくなることで体重が変化する構造です。

ダイエットとは「脂肪そのものを小さくすること」です。

一方、脂肪吸引は細胞ごと吸い取って、細胞数そのものを減らします。

そのため、ダイエットと脂肪吸引とでは痩せる仕組みは異なります。

脂肪吸引後にリバウンドしているように見える理由

脂肪吸引の施術後にリバウンドしているように見える理由には、以下が挙げられます

それぞれについて、解説していきます。

一時的にむくんでしまっているから

施術後にリバウンドしているように見える理由として、一時的にむくんでしまっていることが挙げられます。

脂肪吸引で使用する器具は「カニューレ」と呼ばれる細い管です。

カニューレで脂肪を吸引すると、一時的に空間ができ、そこに体液が溜まってむくんでしまいます。

このむくみを解消するには、身体を冷やさず、しっかりと温めて血流を良くすることが大切です。

施術部位に水が溜まることがあるから

施術後にリバウンドしているように見える理由として、施術部位に水が溜まることがあるからという点も挙げられます。

先ほども解説した様に、脂肪吸引して空いたスペースに水が溜まると、その分体重が増えてしまいます。

水は脂肪よりも重いため、体重測定で出た数値に驚くことがあるかもしれません。

脂肪を多く吸引すればするほどスペースができるため、そこに血液や麻酔液などが溜まります。

しかし、これらの水分は時間の経過とともに体内に吸収されます。

もし施術後に不安な点がある場合は、医師に相談しましょう。

いきなり脂肪吸引するのが心配なら脂肪吸引注射も検討しよう

いきなり脂肪吸引を受けるのが心配であれば、脂肪吸引注射も検討してみてください。

脂肪吸引は1回で除去できる脂肪細胞の数は多いですが、その分身体への負担も大きく費用も割高です。

しかし、脂肪吸引注射であれば、ダウンタイムも脂肪吸引より短く費用を抑えられるメリットがあります。

また、整形感を出しすぎたくないという人も、変化率の低い脂肪吸引注射の方が向いているでしょう。

ラムールクリニックの脂肪吸引注射の施術部位

当院の脂肪吸引注射では、上記のお顔の部位の施術が可能です。

二重あごや頬のたるみで悩んでいる方も、ぜひご相談ください。

ラムールクリニックでは、お客様のお顔を実際に確認したうえで、お客様個人に合わせた施術をご提案しております。

脂肪吸引注射の概要や料金等の詳細は、脂肪吸引注射の詳細ページで詳しく掲載していますのでご確認ください。

些細な質問や心配事にもお答えしますので、お気軽にお問い合わせください。

脂肪吸引後のリバウンドに関してよくある質問

脂肪吸引の施術後のリバウンドに関してよく頂く質問は、以下の通りです。

それぞれの質問に回答していきます。

顔の脂肪吸引もリバウンドしますか？

結論、顔の脂肪吸引でもリバウンドする可能性はあります。

脂肪吸引とダイエットでは痩せ方のメカニズムが違い、脂肪吸引は脂肪細胞自体を取り除いてしまうため、太りにくくなるのは事実です。

しかし、施術後に暴飲暴食の生活を続けてしまうと、元々ある脂肪細胞が大きくなり顔が太ることは十分にあり得ます。

つまり、脂肪吸引を受けたとしても、食生活に気をつけなければ施術を受けた意味がなくなってしまうのです。

リバウンドを防ぐためには、栄養バランスの整った食生活を意識し、適度な運動も行うようにしましょう。

脂肪吸引はどのくらい効果が持ちますか？

脂肪吸引の効果は、半永久的に続く可能性が高いです。

実際に5年以上効果が続く人も多く、暴飲暴食を続けなければリバウンドする可能性は低いでしょう。

ただ、「顔」「二の腕」「お尻」「内もも」は、徐々にたるみが強くなり見た目の変化を感じることはあります。

そのため、長期間理想の体型をキープするためには、相応の意識が必要です。

身体の元となるのは食事から摂る栄養素なため、食事管理は注意を払いつつ、運動や睡眠など身体のメンテナンスを続けましょう。

脂肪吸引の施術後に控えた方がいいことはありますか？

脂肪吸引の場合、抜糸を行う術後1週間程度は入浴は控えるようにしましょう。

シャワーについても翌日から可能なケースが多いです。

顔の脂肪吸引注射の場合、傷口以外は施術当日もメイクが可能で、患部を避ければ洗顔しても問題ありません。

また、腫れが酷くなる恐れがあるため、飲酒は施術後1週間程度は控えるようにしてください。

激しい運動は1か月程度控え、安静に過ごすことが望ましいでしょう。

【まとめ】脂肪吸引の施術後にリバウンドする原因・対策

今回は、脂肪吸引の施術後にリバウンドすることはあるのかということや、施術後に気を付けることなどについて解説しました。

脂肪吸引は部分痩せが可能で、可能な範囲内で気になる部分の脂肪を吸引できます。

ですが、脂肪吸引は脂肪の吸引量が多い分身体への負担も大きく、変化も分かりやすいため、自然な仕上がりに近づけたい人は脂肪吸引注射を検討するのも選択肢の1つです。

当院では、お客様の悩みやご希望をお伺いし、お客様お一人おひとりに合わせた最適な施術をご提案します。

ラムールクリニックの脂肪吸引注射の詳細ページでも顔の脂肪吸引注射の概要や料金形態、症例写真などを掲載しておりますので合わせてご覧ください。