ボトックス後にハイフは受けられる？効果が期待できる順番や施術間隔

細かな顔のシワやたるみ改善が期待できる「ハイフ」と深いシワまで改善が期待できる「ボトックス注射」。

ハイフとボトックス注射の2つの施術を併用することで、より効果を期待できることはご存知でしょうか？

ボトックス注射を既に受けていて、ハイフも受けられるのかを疑問に思う方もいるかと思います。

そこで、今回はボトックス注射後にハイフを受けることができるのかや2つの施術を併用するメリット、注意点について詳しく解説していきます。

この記事の執筆者

この記事の執筆者

ボトックス後にハイフは受けられる

「ボトックス後にハイフが受けられるのか」疑問に思う方もいるかと思いますが、医師の指示に従い「施術間隔を空けること」で受けることは可能です。

ただし、ボトックス注射を受けていない方は、同日に施術を受けられるなどのメリットも有るため、ハイフから受けることをおすすめします。

ボトックス注射とハイフの施術と特徴

まず、ボトックス注射とハイフの施術と特徴について紹介します。

それぞれの施術について、詳しく解説していきます。

ボトックス注射

ボトックス注射は、筋肉を動かすはたらきのある神経伝達物質「アセチルコリン」の分泌を抑制し、筋肉の動きを緩める効果期待できる施術です。

筋肉の動きを抑制することで以下の効果が期待できます。

シワの改善は施術後から「1週間程度」、エラの張り改善は「約3週間〜1ヶ月後程度」から徐々に効果を感じることができるでしょう。

施術時間も短く、痛みや腫れなどのダウンタイムの症状も少ないため、手軽に受けられることも魅力の施術です。

ハイフ

ハイフは超音波の熱を利用して、皮膚表面や他の組織を傷つけないようにSMAS筋膜や皮下脂肪にダメージを与え、リフトアップ効果や美肌効果、部分痩せの効果が期待できる施術です。

ハイフは照射する部位によって以下のような効果が期待できます。

局所的に超音波を当てることができるため、目元やまぶたのたるみなどにも効果が期待できます。

個人差はありますが、効果は施術直後から徐々に感じることができ、施術後1ヶ月〜3ヶ月がピークになる傾向です。

肌表面に傷跡が残らないことやダウンタイムの少ないため、傷跡バレに不安を持つ方にもおすすめの施術になります。

ボトックス注射とハイフを併用するメリット

ボトックス注射とハイフと併用するメリットを紹介していきます。

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

小顔効果とリフトアップ

ボトックス注射とハイフを併用すると、小顔効果やリフトアップ効果をより感じることができるでしょう。

2つの施術によってシワやたるみが改善され、ハイフによる美肌効果でお肌のハリや弾力も改善されるため、小顔効果をより感じることができます。

またボトックス注射によってエラの張りを改善できるため、フェイスラインの改善に効果が期待できます。

顔のシワとほうれい線の改善

ボトックス注射とハイフを併用することによって、顔のシワ・ほうれい線の改善効果をより感じることができるでしょう。

2つの施術で深いシワから細かなシワまで改善することが期待できます。

またハイフは、肌内部からの引き締めによってたるみを取ることで、ほうれい線の改善にも効果が期待できます。

持続期間が長くなる

持続期間の長さとしては、ハイフの効果に依存しますが、それぞれの施術で効果のピークが違うため、施術による効果を長く感じることができます。

	効果のピーク	持続期間
ハイフ	施術後から約1〜3ヶ月	3〜6ヶ月程度
ボトックス注射	施術後から約2〜3週間	3〜4ヶ月程度

上記のように、ハイフとボトックスを組み合わせると、効果を感じられる期間が施術2週間から3ヶ月程度になります。

ボトックス注射とハイフどちらを先に施術すると良いか

ボトックス注射とハイフは併用できますが、おすすめの施術の順番もあります。

以下にて、詳しく解説していきます。

おすすめは先にハイフ

ボトックス注射とハイフを行う場合ですが、ハイフから施術を行うことをおすすめします。

ハイフから行うと、以下のようなメリット期待できるでしょう。

ハイフは肌の深層に熱を加えることで肌表面へのダメージが少ないため、施術直後でもボトックス注射を受けることができます。

ボトックス注射が先の場合も施術は可能

「既にボトックス注射を受けていてハイフも受けたいという方」でも施術間隔をあけることによって、ハイフの施術を受けることは可能です。

ボトックス注射のダウンタイムが落ち着いてからでないと施術を受けられない可能性もあるでしょう。

ハイフとボトックス注射の施術をしていない場合は、できる限りハイフから施術を行うことをおすすめします。

ボトックス注射とハイフを併用する際の施術間隔

ボトックス注射とハイフを併用する場合に、施術間隔を守らないといけない場合もあるため、施術間隔についてご紹介していきます。

以下にて、それぞれの施術の施術間隔について詳しく解説していきます。

ハイフ後にボトックスを受けた場合

ハイフの後にボトックス注射を受けた場合はハイフの効果を軽減させる可能性は低いため、施術間隔を空ける必要はない傾向にあります。

ただし、クリニックによって施術を同日に行わない場合もあるため、クリニックや医師の方針に従ってください。

ハイフによるダウンタイムの症状がひどい場合や、お肌の状態や患者様の要望によっては、同日に受けられない場合もあります。

ボトックス後にハイフを受けた場合

ボトックス注射後にハイフを受けた場合は、2週間程度の施術間隔を空けるようにしましょう。

どれだけの施術間隔を空けるかは、クリニックの方針によっても異なりますが施術間隔を開ける必要はあります。

ボトックス注射に用いる薬剤は熱に弱く、施術間隔を空けないとハイフの熱によってボトックス注射の効果が軽減する可能性もあります。

ボトックス注射とハイフを同時に受けるときの注意点

ボトックス注射とハイフを同時に受けるときの注意点を紹介します。

それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。

施術を受けられない方もいる

「たるみやシワが深い方」などの患者様のお肌の状態や理想の仕上がりによっては、ボトックス注射やハイフの施術が適していない場合もあります。

また、以下のような方はそもそも施術が受けられない可能性もあります。

場合によっては、ハイフかボトックスのどちらかが受けられない場合もあります。

リスクと副作用を施術前に理解する

施術前にそれぞれの施術のリスクと副作用、併用することによるリスクを理解しておくことも大切です。

ダウンタイムや副作用は事前に解説してくれるクリニックも多いですが、リスクについては説明がない場合もあります。

そういった場合は、「リスクは何があるのか」を患者様から質問することをおすすめします。

両方の施術の実績が豊富なクリニックを選ぶ

ハイフとボトックス注射の施術を組み合わせる場合は、両方の施術に対して実績が豊富なクリニックを選ぶことが大切です。

ハイフとボトックス注射は、どちらの施術に対しても医師の技術力によって、仕上がりに影響していきます。

以下のように、患者様のお肌の状態を見ながら施術を細かく変えていく必要があります。

これらの条件の設定によっては、施術の失敗も考えられるため両方の施術の実績豊富なクリニックを選びましょう。

施術間隔を医師の指示に従ってしっかり守る

ハイフが先でもボトックスが先でも施術間隔は、医師の指示に従って施術を受けるようにしましょう。

ハイフとボトックス注射を組み合わせる場合は同じクリニックで行うことをおすすめしますが、別のクリニックで受ける方もいると思います。

そういった方は、双方のクリニックにハイフとボトックスを受けることを伝えておくようにしましょう。

両方の施術をすることが適しているのか医師に相談する

ハイフとボトックス注射を組み合わせることが、患者様に適した施術になるか医師に相談すると良いでしょう。

お悩みや理想の仕上がりによっては、どちらか一方で良い場合や他の施術が適している場合も考えられます。

事前に以下のような準備をしておくことで自分にあって施術を提案してもらえるためおすすめです。

ボトックス後にハイフを受けることに関するQ&A

最後に、ボトックス注射後にハイフを受けることへのご質問に回答いたします。

それぞれのご質問について回答していきます。

ボトックス注射とハイフは同じ日に施術を受けられますか？

ボトックス注射とハイフは、ハイフを先に受けることで同日に受けることも可能です。

ただし、クリニックの方針やハイフ後の副作用によっては、同日に受けられない可能性もあります。

もし、2つの施術を同じ日に受けたい場合は、カウンセリング時に医師に相談にしておきましょう。

ボトックス後すぐにハイフを受けるとどうなりますか？

ボトックス後にすぐにハイフを受けると、ボトックス注射の効果が十分に発揮できない可能性もあります。

ボトックス注射の薬剤は熱に弱いため、施術間隔を空けないとハイフの熱によって、ボトックス注射の効果が軽減する可能性もあります。

ボトックス注射を既に受けている方は、ハイフを受ける前に医師に伝えておくことが大切です。

ボトックス注射とハイフを同時に受けるとダウンタイムはどうなりますか？

ボトックス注射とハイフを同時に受けると、それぞれのダウンタイムが現れます。

この2つの施術はもともとダウンタイムが少ないですが、以下のダウンタイムの症状が考えられます。

	ダウンタイムの症状
ハイフ	赤み腫れ・むくみほてり筋肉痛肌の乾燥
ボトックス注射	内出血赤み腫れ

それぞれ施術後〜3日程度がピークとなり、1〜2週間程度で症状が落ち着いてくる傾向があります。

【まとめ】ボトックス後にもハイフは受けられるが順番も大事！

今回は、ボトックス注射後にハイフを受けることができるのかや2つの施術を併用するメリット、注意点について詳しく解説してきました。

ボトックス注射後でも、適切な施術間隔を空ければハイフを受けることは可能です。

ただし、ボトックス注射を受けていない場合は同日に施術を受けることができるため、ハイフから施術を行うことをおすすめします。

ラムールクリニックでも「ハイフ」と「ボトックス注射」を扱っており、施術実績豊富な医師が責任をもって施術をさせていただきます。

また、様々な施術から患者様のお悩みに適した施術を提案させていただくため、お気軽に当院までご相談ください。