二重あごになる原因とは?クリニックでの施術や自宅ケアの方法も紹介
フェイスラインがぼやけてしまい、顔が大きく見えてしまいがちな「二重あご」。
老けた印象になってしまうため、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
二重あごになる原因は様々ありますが、太っている人だけがなるものではありません。
そこで今回は、二重あごになる原因を紹介するとともに、自宅でできるケアや美容クリニックでの施術についても触れています。
二重あごに効果が期待できる美容施術については、以下でそれぞれ確認できますので、合わせてチェックしてみてください。
二重あごになる原因
二重あごになる原因としては、以下の要因が考えられます。
- 肥満
- たるみ
- むくみ
- 口呼吸
- あごが小さい
- 姿勢が悪い
- 顔の筋力低下
ここから、ひとつずつ解説していきます。
肥満
食べ過ぎなどが原因であごの下に皮下脂肪が多くついてしまうと、たるんで二重あごになってしまう可能性があります。
皮下脂肪ができるとフェイスラインにも響いてしまうため、たるみが目立って締まりのない印象になってしまいます。
また、食生活の乱れは、二重あごだけでなくセルライトや皮膚のたるみなども引き起こします。
暴飲暴食など、日々の食生活の乱れによって顔の肥満も進行してしまうため、食事の意識を変えることが大切です。
たるみ
顔のたるみは、以下のような原因で起こる傾向にあります。
- 骨密度の減少によって顔の骨が縮む
- 皮下脂肪の量の減少や移動で下垂する
- 表情筋の衰え
ただ、前述のように逆に脂肪が増えてしまうことでもたるみが起こる可能性があります。
加齢によってリフトアップ成分が失われてしまうことでもたるみやすくなるため、スキンケアやマッサージを積極的に行うことも大切です。
むくみ
顔がむくんでしまうとフェイスラインが腫れたようになり、たるんで二重あごができやすくなります。
見た目の印象も悪化してしまうため、注意が必要です。
例えば、長時間同じ姿勢を続けていることで血行が悪化すると、リンパの流れも悪くなって老廃物が溜まりやすくなってしまうでしょう。
その結果、老廃物や余分な水分を排出できなくなり、むくみを引き起こしてしまうこともあります。
また、塩分を取りすぎたり、お酒を飲みすぎたりすることでもむくみは起こりやすくなります。
冬場は特に、血流を悪化させる「冷え」にも注意しましょう。
あごが小さい
あごが小さい人は、首からあごの先までの距離が短いため、段差が目立たずに少しうつむいただけでも二重あごに見えてしまいます。
また、あごが小さい人は口もとが盛り上がって見える「口ゴボ」のような見た目になり、首が短く見えることで二重あごができやすいという特徴もあります。
あごが小さいのは生まれつきの骨格によるものであり、マッサージやスキンケアでどうにかできるものではありません。
気になるのであれば、歯列矯正や外科手術を受けて対処する必要があります。
口呼吸
口呼吸が日常的に癖になっている人は、二重あごができやすいでしょう。
口呼吸を続けていると下あごの角度が通常よりも大きくなった状態で固定されてしまうため、首からあご先までの距離が短くなります。
あごが小さい人と同じように首との差がでにくい状態になり、二重あごになりやすいでしょう。
普段から意識的に口呼吸をやめるように意識して、改善することが大切です。
姿勢が悪い
姿勢が悪いことも、二重あごの大きな要因のひとつです。
例えば、ストレートネックと呼ばれる状態では、無意識のうちにあごが突き出た状態になり、首やあごのまわりの筋肉が衰えやすくなってしまいます。
筋力が衰えることでたるみやすくなり、二重あごができてしまう恐れがあるでしょう。
また、姿勢の悪化は血液やリンパの流れにも悪影響を及ぼす可能性があります。
以下のような習慣がある人は、意識的に改善しなければなりません。
- 悪い姿勢でスマホを長時間使用している
- 立っているときに自然と姿勢が悪くなっている
- デスクワークが多く、長時間同じ姿勢でいる
- 座っている時に肘をつくくせがある
- 猫背や前かがみの状態がくせになっている
顔の筋力低下
筋力は年齢を重ねていくごとに衰えますが、顔の筋肉も例外ではありません。
皮膚の弾力を保つためのコラーゲンが減少すると、顔の皮膚を支えきれずにあごの下部分がたるみ、二重あごを引き起こしてしまいます。
また、普段あまり表情を変えない人は表情筋が衰え、凝り固まって老廃物が溜まる原因になる恐れがあるでしょう。
筋力の衰えによって皮膚を支えられなくなり、たるんで二重あごになってしまうこともあります。
普段人と話す機会のない仕事の人や、無表情、しかめっつらがくせになっている人などは、表情筋のマッサージなどを積極的に行うことが大切です。
二重あごの原因には個人差がありますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
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二重あごにならないための習慣
二重あごにならないようにするためには、以下の習慣を身につけましょう。
- しっかり噛んで食事する
- 表情筋を鍛える
- 全身を鍛えて脂肪を減らす
- 姿勢を正す
それぞれの習慣について解説していきます。
しっかり噛んで食事をする
よく噛んで食べることは、表情筋を鍛えることに繋がります。
あまり噛まずに飲み込んでしまうと顔の筋肉は衰えやすくなり、たるみの原因になってしまうので注意しましょう。
特に、ストレスなどで暴飲暴食をしてしまう時には、噛まずに飲み込んでしまう方も多いのではないでしょうか。
食べ過ぎは脂肪の蓄積にも繋がり、こちらも二重あごの要因となります。
食事の際はひと口につき30回を目標に、よく噛んで食べることを意識しましょう。
表情筋を鍛える
二重あごは、顔の筋肉を鍛えることでも起こりにくくすることができます。
口まわりの筋肉を動かすことを意識して、大きく口を開けたり閉じたりするエクササイズを試してみると良いでしょう。
また、普段からよく笑っている人が若々しく見えるように、笑うことでも表情筋は鍛えられます。
以下のことを意識して表情筋を鍛えてみましょう。
- 友人と通話を行う
- お笑い番組を見てみる
- 楽しく笑える時間を増やす
人と接する機会がないと笑う機会も少なくなってしまうかもしれませんが、上記の行動で笑うことを意識して行ってみましょう。
全身を鍛えて脂肪を減らす
二重あごのケアとしては、表情筋だけでなく、全身を鍛えて脂肪を減らすことも大切です。
部分痩せというのは難しいため、顔の脂肪が気になるのであれば、全身を動かして効率的に脂肪燃焼を行いましょう。
例えば、以下のような運動なら初心者でも気軽にできます。
- 1時間程度のウォーキング
- 軽いジョギング
- 水泳
これらの有酸素運動は体内に効率的に酸素を取り込むため、血行の促進に効果的です。
また、酸素を多く取り入れることで脂肪が燃焼しやすくなり、老廃物の除去によるむくみ改善にも効果が期待できます。
しかし、有酸素運動は1回やったからといって大きな効果が得られるものでもありません。
いきなりハードなものに挑戦すると挫折しやすいため、継続できるレベルでの運動を毎日こまめに行うことが大切です。
姿勢を正す
姿勢の悪化は二重あごだけでなく、全身の見た目にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
そのため、意識的に姿勢をチェックして改善していくことが大切です。
正しい姿勢というのは、直立した時に体の以下の部位を結ぶ線がほとんどまっすぐな状態にあることです。
- 耳
- 肩
- 股関節の中央
- くるぶし
頭のてっぺんを糸でつられているような意識を持って背筋を伸ばしてキープすることで、姿勢を正すことができます。
正しい姿勢を維持すると、「頭」「首」「肩甲骨」が正しい位置に保たれるため、あごも正常な位置に戻って二重あごの改善につながります。
ただ、姿勢があまりにも悪化してしまっていて自分で姿勢を正すのが難しい場合には、整体などで施術を受けるのもひとつの手段です。
気になる点がございましたら、お問い合わせフォームまたはお電話からお気軽にご相談ください。
二重あごを緩和するためのケア
二重あごをケアするためには、以下を試してみましょう。
- マッサージ
- フェイスケア
- トレーニング
- 美容アイテムによるケア
- 美容施術を受ける
マッサージ
マッサージをすることで血流やリンパの流れを促進させ、あごをスッキリさせられます。
やり方としては様々なものがありますが、ここでは、以下のマッサージを紹介します。
- あごの下から耳後ろのリンパ部分までほどよく力を入れる
- 耳と反対の指で指を滑らせる
- 1.~2.を反対側も同様に行う
このマッサージを行うことで、リンパの流れを整えて老廃物の排出を促すことが期待できます。
ただ、指をすべらせると摩擦が生じるので、ジェルやクリームを塗ってから行いましょう。
フェイスケア
顔のたるみには、フェイスケアが効果的です。
フェイスケアで使うスキンケア成分は、以下のようなものが含まれているものを選びましょう。
- コラーゲン
- ナイアシンアミド
- ヒアルロン酸
たるみは加齢によって弾力成分が失われることで起こる場合が多いため、コラーゲンなどの成分を補いましょう。
また、コラーゲンだけでなく、コラーゲンの産生を促すナイアシンアミドや、高保水成分であるヒアルロン酸などを一緒に補給することも大切です。
これらの成分は美容液に豊富に含まれますが、化粧水や乳液とライン使いすることでより成分を浸透・保持しやすくなります。
トレーニング
表情筋の衰えが二重あごを招いてしまうこともあるため、意識的に顔のトレーニングをすることも大切です。
表情筋のトレーニングにも様々なものがありますが、ここではおすすめの「あいうえお体操」について紹介します。
あいうえお体操のやり方は以下の通りです。
- 口全体をゆっくり「あ」「い」「う」「え」「お」の順に大きく動かす
- それぞれの音ごとに5秒間キープする
- 1日5回を目安に繰り返し行う
ゆっくり行うことでじわじわと口まわりの筋肉を刺激し、二重あごの改善が期待できるでしょう。
美容アイテムによるケア
マッサージやトレーニングと並行して、美容アイテムを使って顔の筋肉を刺激していくことも大切です。
美容アイテムを使うなら、以下のようなものがおすすめです。
- フェイスマスク
- カッサ
- 美顔ローラー
- 美顔スチーマー
ただ、カッサや美顔ローラーを使う場合は肌の上をすべらせるため、力を強く入れすぎないことを意識しましょう。
やりすぎるとあざができてしまったり、肌を必要以上にこすると摩擦によってメラニン色素が生成されてシミや色素沈着の発生に繋がる恐れもあります。
美容施術を受ける
自宅でのトレーニングやフェイスケアも重要ですが、あまり改善がみられない場合には、美容施術を受けるのもひとつの手段です。
美容施術についても様々な種類があるため、以下の項目で詳しく紹介します。
美容施術に関しては、まずカウンセリングでお話しをお伺いできます。お気軽にご相談ください。
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クリニックで受けられる二重あご改善の治療
クリニックで受けられる二重あご改善の治療には、以下のような種類があります。
- 脂肪吸引注射
- 脂肪溶解注射
- ヒアルロン酸注射
- ハイフ(HIFU)
- 糸リフト
それぞれ詳しく説明していくので、チェックしてみてください。
脂肪吸引注射
脂肪吸引注射は、体内の脂肪細胞を吸引して直接的に脂肪量を減らす施術です。
二重あごは、食べ過ぎなどの脂肪の蓄積が原因で起こることも多いため、脂肪吸引注射の施術が選択されることもあります。
脂肪吸引は脂肪を直接取り出すため、術後にリバウンドする可能性も少ない施術のひとつです。
「脂肪吸引注射」の料金や概要については以下のボタンからご確認ください。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、薬剤を注入して脂肪を溶かすことで減らす施術です。
顎の下に溶解注射を行うことで、顎の脂肪が少なくなってスッキリと見せることができるでしょう。
脂肪溶解注射では、脂肪吸引をするよりも手軽に済む、費用も抑えられる点がポイントといえるでしょう。
また、術後の効果も緩やかなので、周りに気づかれにくいというメリットもあります。
脂肪を直接溶かして減らすため、リバウンドしにくい点も嬉しいポイントです。
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ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、患部に高保水成分であるヒアルロン酸を注入してふっくらさせる施術です。
あごがもともと小さく、首との境目が曖昧で二重あごになってしまう人におすすめでしょう。
年齢を重ねると、あごの骨が小さくなって筋肉や皮膚を支えきれなくなって顔がたるんでしまいがちです。
あごが小さく見える人は、ヒアルロン酸注射で顎を作り出すことで、二重あごを解消することができます。
骨が減ってしまってたるんだ部分にヒアルロン酸を注入することで、自然とリフトアップできることも魅力的な効果といえるでしょう。
糸リフトや脂肪吸引と一緒に施術を行うこと、さらに高い二重あご対策解消効果が期待できます。
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ハイフ(HIFU)
ハイフとは、超音波のエネルギーを使って筋膜を引き締める美容施術です。
超音波の熱エネルギーを照射することで組織が熱くなり、脂肪細胞が溶けやすくなります。
この施術は注射や針を使用するものではないため、「肌にできるだけ負担をかけたくない」という人にもおすすめです。
切る施術ではないため痛みも少なく、ダウンタイムがほとんどないのも特徴のひとつです。
代わりに即効性はなく、数ヶ月ほどかけてようやく効果が見え始めます。
すぐに顎をすっきりさせたいという人には不向きですが、時間をかけて自然に痩せたように見せたい場合には効果が期待できるでしょう。
また、二重あごだけでなく顔のたるみやシワなどの悩みを持っている人にもおすすめです。
「ハイフ(HIFU)」の料金や概要については以下のボタンからご確認ください。
糸リフト
糸リフトは、特殊な医療用の糸を挿入し、フェイスラインのたるみを改善する施術です。
糸リフトに使われる糸にはコラーゲンの生成を期待できる成分も含まれているため、素肌のハリや弾力を維持にも効果を期待できるでしょう。
他にも、糸リフトのメリットはいくつかあります。
- メスを使わずにできる
- 施術後の痛みがほとんどない
- ダウンタイムが少ない
メスを使わずに施術ができるため素肌への負担も少なく、挿入した糸は時間の経過とともに体内に吸収されるため、抜糸の必要もありません。
また、肌や身体への負担も少なく施術後の痛みもほとんどないため、痛いのが苦手な人やすぐに仕事や学校に復帰したいという人にもおすすめです。
ダウンタイムに関しては数日間ほどで痛みも少しはありますが、痛み止めで緩和できます。
また、糸で皮膚を引っ張るため突っ張る感じもありますが、こちらもダウンタイムが終わる頃には気にならなくなる程度です。
「糸リフト」の料金や概要については以下のボタンからご確認ください。
どの治療が適しているかについては、お顔の状態によって個人差がありますので、ぜひ一度ご相談ください。
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二重あごに関してよくある質問
二重あごに関しては、以下のような疑問を持つ人もいます。
- 太っていないのに二重あごになってしまうのはなぜ?
- 二重あごを解消できるグッズは何がある?
- 即効性のある二重あごケア方法は?
ここからは、それぞれの質問に回答します。
太っていないのに二重あごになってしまうのはなぜ?
太っていないのに二重あごになってしまう原因として、以下が挙げられます。
- 姿勢が悪い
- 顎が小さい
- 顔がたるんでいる
- 顔がむくんでいる
- 顔の筋力が低下している
- 口呼吸がクセになっている
例えば、姿勢を正すだけで余計な脂肪がつきにくくなることもあるため、普段の生活習慣に意識を向けて改善しましょう。
二重あごを解消できるグッズは何がある?
二重あごが気になるのであれば、以下のようなグッズがおすすめです。
- フェイスリフトアップベルト
- フェイスマッサージローラー
どちらもあごの筋肉を鍛えて脂肪の燃焼が期待できるグッズです。
また、マッサージでリンパの流れを整えることで、むくみも改善されて顎をすっきりした状態に導きます。
即効性のある二重あごケア方法は?
二重あごを「とにかくすぐにすっきりさせたい」と考えているのであれば、脂肪吸引注射や脂肪溶解注射などの美容施術を検討しましょう。
脂肪を直接減らすため、目に見えて顎がすっきりします。
美容施術よりも時間はかかる可能性がありますが、自宅でのケアとしてはマッサージや表情筋トレーニング、骨格エクササイズなどがおすすめです。
今回紹介した質問以外にも気になることやお悩みごとがござましたら、お問い合わせフォームまたはお電話でお気軽にご相談ください。
【まとめ】
二重あごになってしまう原因と対策
今回は、二重あごになってしまう原因や対策について紹介してきました。
二重あごはフェイスラインが曖昧になって見た目的にも太っているように見えてしまうため、できるだけ早く解消したいと思っている方も多いでしょう。
二重あごの原因は脂肪や姿勢の悪化によるものが多いため、「脂肪を減らす」「姿勢を改善する」などが解消への第一歩です。
美容施術や自宅でのケアなどを取り入れながら、すっきりしたフェイスラインを目指しましょう。
二重あごの対策方法について紹介して来ましたが、わからないことがあれば当院のカウンセリングでお気軽にご相談ください。
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